▼02:指差したその先は▼

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「日向、あれを見てみろ!」
まだ幼かった頃、いつものように外の空気を吸いたいと言って家の前で景色を眺めていた爺さんの大声で叩き起こされたことがある。身体を起こすと勿論部屋の中で、ちらっと木戸の方を見ると少しばかり開いていた。
まだ意識がぼんやりとしていて動く気配のない俺を爺さんがもう一度呼んで、それがあまりにも楽しそうだったもんだから、うとうとしながら外に出たんだ。
「爺ちゃん、どうしたの?」
爺さんが指差した先___そこにはとても美しい何かが広がっていた。
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