近界と玄界
あとがき

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一区切りついたところであとがきです。
…というのも、公式で明らかになっていないことや、
オリジナルネタが多発しすぎているので、補足しないと分からないのではな…という思いであとがきを書いてみることにしました。

エネドラ侵入時の銃について。
対敵(トリオン体)向けの武器ですね。
漫画で非戦闘員の皆様が起動していたものです。
トリオン体に攻撃できるのはトリオンのみなので、
千佳ちゃんが修に臨時接続したみたいに使えるのではないかという発想でああなりました。
でも、主人公は生身状態なので、接続するの大変だったと思います。
そこは器用にこなした。…というよりは、
完全に運です。
たまたま接続上手くいった感じです。
次にまた同じことができるかは怪しいですね。
基本、感覚派な子です。

ラービットとかトリオン兵について。
トリガー使い捕獲用なので、ああなった。
修の攻撃を避ける必要がないと判断したり、
千佳ちゃんの臨時接続による修の攻撃は避けたりと、
性能が良さ気なので、ああなった。
トリオン体ではなく生身だったら攻撃しないのではないかと。
…死んだらほら、トリオン確保できないし。
玄界のトリガーを研究されつくされて、
緊急脱出対策もしてあったみたいなので、
ラービットは捕まえてからむやみに攻撃しなかったし。
あそこを乗り切るには生身に戻るしかないかなと考えてみました。
襲われたB級隊員はそもそも緊急脱出をしなくてはいけないという経験もそうだし考えもなかったので本誌では自らやった子はいなかったですよね。
東さんがわざと攻撃して脱出させたのがその証拠だと思ってます。
逆にA級隊員は経験もあり、使いどころが誤らない冷静な判断ができる。
これがA級とB級の差なんですね。
木虎が脱出できなかったのは間に合わなかったのか、
それともラービットの捕獲段階で緊急脱出できないような仕組みがあったのか、
考えると楽しいですが多分前者の方かなと。
本誌で誰もトリガーを解除しなかったので性能については分かりませんが、
そもそもトリガー解除する必要なんてないし、そんな考えもつ人なんて早々いない。
そう考えると修の判断は凄いよねというとこもあって、
あのシーンはこうなりました。
因みにバムスターとラービットの連携は、
本誌であったようにバムスターが倒される=トリガー使いの仕業
いい仕事しろよラービット
みたいな流でしか描かれていませんが、
トリガー使い捕獲用というくらいなので、
バムスターのようにトリオン器官を奪ってなんて器用なことはできず、
ラービットはあくまでもトリオンを圧縮することにしか長けていない。
なら突然トリガー使い以外の人間に遭遇したら?
またはトリオン体が解除されたら?
…と考えると捕獲用バムスターの出番なわけで。
あの子大きいから人間呑み込んで連れて行けるし…連携して捕獲するのが本来のあり方なのかなって勝手に想像しました。
多分そんなに性能が良ければトリオン量がある人間を見つければバムスターを呼ぶ機能くらいついていそう。
そんな感じで途中、バムスターが現れました。
戦闘シーン楽しい。
拙い文章で申し訳ないですが、私自身は楽しんで書いてました。

C級隊員の少年について。
本当は本誌からちょっと拝借する予定でしたが、
名前載ってないし、名前が出ているキャラは既に修たちと行動していたのでどうすることもできなかった。
モブなのにいい仕事しました。
将来有望な子です…が、
モブという立場上、この少年は一生C級隊員です。
もう一話くらい、出てくる…かは微妙です。

コウモリマンション…ってなんぞや。
読んでくださった方皆思ったと思いますが、
私も思いました。ネーミングセンスのなさも。ですが…。
所謂ジェネレーションギャップを…!
四年半の月日を表すため、
お店とか何か呼び方的なものが欲しかったんです。
同じ建物でも経営者変わったら名前変わったりするじゃないですか?
そういうの欲しかったんです。でも何も出てこなかった。
三門市がどこなのか分からないので、
流石に東○タワーとスカ○ツリーみたいな感じで建物ネタはなしかなーって。
大体これ、四年くらいありますよね?(覚えていない)
…といろいろ考えて思いつかなかったのでこうなりました。
学校七不思議的な感じのノリで。
WJで連載していたぬ〜べ〜だって小学生相手だしまいっか的な感じで作りました。

ここまでお付き合いいただきました皆様ありがとうございます!

正直迅さんとか絡む予定なかったので、
責任が云々という話で、何を言うんだこの男は…!とか思いましたが、
さりげなく気に入っています。
もうあの話で最終話でいいんじゃないかと思わせるレベルで、
私の中で迅さんの株が上がりました(笑)

第二章は日常ネタやら戦いネタやらで忙しくなる(予定)です。
時間軸的にはランク戦ですが、特に触れることはなく進んでいくと思います。

これからもお付き合いいただければ、と思います。


2015.04.06〜2015.05.05


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