05.コンプレックス※


最近放課後は毎日のように社会科準備室に呼び出され、こうして先生とエッチなことをしている。青峰先生いわく、体育教師による保健体育の個人指導らしい。私もとんだエロ教師に惚れてしまったものだ。

静かな部屋にはチュッ…チュッ…とリップ音だけが響き、なんともいやらしい。ソファに座って舌を絡めるキスをしていると青峰先生に押し倒される。薄っすら瞼を開くと青峰先生のセクシーな瞳が私を刺すように見つめている。ああ、まさに肉食獣に獲物にされる小動物になった気分だとか頭の片隅で思う。

青峰先生が制服のボタンを外しかけた時、私は「やっ…」と初めて抵抗したので青峰先生も少し驚いた。

「なんだよ…」

息を乱して雄モード全開の青峰先生は本当にエロくて私だって早くひとつになりたいって思ってる。初めては痛いとかよく聞くから怖いってのもあるけれどそれ以前に、私にはコンプレックスがあった。

「胸を見せるのが、恥ずかしい、です…」

Gカップの大きな胸は、女友達からは羨ましがられたりするけれど、太って見えるし男子にじろじろいやらしい目で見られるしで私にとっては嫌なものでしかなった。あげられるものなら分けてあげたいと何度思ったことか。青峰先生が巨乳好きと聞いて武器になると一瞬喜んだがやはり長年コンプレックスに思っていた身体を好きな男の人に見せるのは抵抗があった。

「そんなん最初だけだって」
「コンプレックス…だから」

巨乳好きとは言っても想定外のデカさに引いたり笑われたりしないだろうかすごく怖い。だって青峰先生は完璧だもん、今まできっとたくさんの美女とかナイスバディな人の身体をたくさん抱いてきたはずだ。乳がデカいというだけで自信など持てるわけがない。

「…オレは肌が黒いのがコンプレックスだ」
「ぶはっ!!」

突然何を言い出すかと思いきや…やめてくれ、ムードをぶち壊す自信しかない。思わず吹き出すと青峰先生にギロリと睨まれた。今こそ本気で肉食獣に食われる小動物になった気分である。

「…すみません」
「…ったく。ガングロとか今時死語な悪口言われるわ、夜歩いてると目だけ光って怖えーとか言われるわ。隠しようねーから諦めてっけど…だからお前みたいに綺麗な肌に惹かれんのかもな」

途中まで笑いを堪えていたが、ああ、青峰先生私のことフォローしてくれてんだ、不器用なりの優しさなんだとわかった瞬間一気に心があったかくなった。自分は笑われるのを恐れていたくせに茶化してしまったことを深く反省する。ああ、時間を戻せたらいいのに。

「オレにくらい全部見せろよ。つーか、オレ以外に見せるの禁止な」

青峰先生の笑顔に拒絶していた腕の力が緩む。唇を重ね優しくキスをしながらゆっくりボタンを外されていく。シャツを開かされ、反射的に青峰先生の袖をぎゅっと握ってしまう。

「すっげぇ綺麗…これの何がコンプレックスなわけ?」

目を少年のように輝かせてそう言う青峰先生が嘘をついているようには到底見えない。「手はこっち」と青峰先生の首に巻き付けられ、青峰先生は私の胸に顔を埋めた。胸にキスを落としながらむにむにと揉まれ、なんだかエッチな気分になり息も乱れてくる。

「…はぁ…せん、せ…」
「やめろ…初めてなの忘れて今すぐ突っ込みたくなる…」

顔をあげた青峰先生と目が合うとぎゅっと抱き締めてキスをしてきた。この人本当にあの怖くて横暴な青峰大輝?と思ってしまうほど2人でいる時の青峰先生は優しくて甘い。まあぶっきらぼうだったり気分屋なところもあるけれど、私はこの人のことが愛おしくてたまらないみたいだ。

後ろに回した手でブラのホックを外され直接触られる。「明るいからあんまり見ないで、」とお願いしたが「やだ、無理」と二つ返事で断られた。青峰先生の大きくてあったかい手が気持ちいいから、仕方なく青峰先生の要求を飲んでやろうと心の中で諦めてあげた。

胸を揉んでいた手の指で乳首を触られた瞬間身体がビクンと反応し、同時にペロリと熱い舌で舐められ「あんっ」とAV女優のような(観たことないけど)自分でも驚くほどエロい声が出た。

恥ずかしさで顔がかああっと赤くなるのがわかる。こんなの自分じゃない、私こんなキャラじゃない、もう無理…!

そんな思いも、「もっとその声聞かせろよ…」とイケメンにイケボで言われたら一瞬でどうでもよくなってしまう。エロめの少女漫画でよくあるセリフも実際言われたらこんなにも興奮してしまうものなんだと思った。

チュッチュッと音を立てて吸ったり舐めたりを繰り返す青峰先生は空いた手を太腿を伝ってスカートの中へ。パンツ越しに指で擦られて思わずまた青峰先生の袖を掴んでしまう。だって、胸だけでも恥ずかしいのにそんなとこ、触られるなんて…!

「気持ちいい?」
「え、や、わかんな、いです…」
「嘘ついてんじゃねーよ、身体は正直だぜ?」

そう言ってにやりと笑うとスカートの中の手を抜き濡れた指を見せつけてくる。

「パンツ越しでもこんなに濡れてる」
「やだっ…先生の意地悪…」
「バーカ、意地悪すんのはこっからだっつーの」
「!?」

青峰先生は両手で私の太腿を掴むとぐいっと脚を開く。パンツが丸見えに晒されて、恥ずかしいどころの問題じゃない。

「いやあっ…!」

パンツの上からアソコにチュッとキスをすると匂いを嗅がれる。あ、青峰先生の変態!!パンツと肌の境目をいやらしく舐めた後、青峰先生はパンツをスルリと脱がし、直接アソコに口付けた。

「いゃあっ…!ぁっ…ぁあんっ」

声が抑えられなくて手で塞いだけど、どうしても漏れてしまう。胸だけでも恥ずかしいのにこんなところまで舐められるなんて、羞恥心が限界を通り越してどうにかなりそう。

ジュルジュルとわざと音を立てているかのように私のアソコを吸う青峰先生に抵抗するも、大人の男の人の力は思っていたよりすごくてびくともしない。

「…ハァ…力抜いてろ」

そう言われてすぐにアソコに異物感を感じた。なんとも言えない味わったことのない痛み、アソコに力を入れないようにソファをギリッと掴んだ。

その後更に痛みが増して、我慢してたけど思わず「痛いっ…」と口から出てしまった。青峰先生は体勢を変えて片腕で私を抱くと唇を合わせ、いきなり濃厚に絡ませると指をグッと中に入れてきた。すごく痛くて力いっぱい青峰先生に抱き着くと先生も力強く抱きしめ返してくれて、やらしい先生の舌遣いに夢中にされたことにより痛みも和らいでいった。

唇を離した青峰先生がベルトをカチャカチャ外して大きくなったモノを取り出し、見てしまった私は顔を真っ赤にした。せ、先生の、見ちゃった…!てかアレを挿れるの…?正気?殺す気なの??

「力抜いてろよ」
「せ、先生」
「ん?今更やめらんねーぞ?」
「さっきみたいに、キスして欲しい、です…おっきい声、出ちゃうかもだから…」
「…はは、わーったよ。キスに集中してろ」

青峰先生は私を見つめて一瞬微笑むと固くなった自身を濡れた私のに数回擦り付けた後ぐっぐっと力強く押し込んできた。

「んんっ、ん、んんんーっ…!」
「くっ、ああやっぱ、狭めーな…っ」

痛いなんてもんじゃあない!さっきの痛みが可愛く思えるほど痛すぎて無理!裂ける!お嫁に行けなくなる!

「名前…」

えっ、今名前で呼んでくれた…?不意打ちで初めて下の名前で呼んでくれた青峰先生にまた更に愛しさが増す。もう死んでもいいや、青峰先生に壊されたい。

「んっ、せんせ、いいよ思いっきり来て…」
「……!」

一瞬かなりの衝撃が来た後、耳元で青峰先生が「入ったぞ…」と囁いた。先生と私、今繋がってるんだ…。ひとつになれたことがすごく嬉しくて、先生が私の中にいると思うと、たまらなく愛しかった。

ぎゅっと両腕で抱き締め合ってキスをして、ゆっくり先生が腰を揺らす。

「まだ、痛い…?」
「少し…でも、平気です」
「すげー気持ちよくさせてやる…」

気づけば痛みはどこかに消え去り、気持ち良さと愛しさだけが私達を包んでいた。

「…ぁっ、ぁっ、んんっ…」
「ハァ…ハァ…あんまデカい声出すなよ…?」
「…ぁああああっ」

デカい声出すなよと言った直後に激しく打ち付けられて思わず声を出して感じてしまう。そんな意地悪な青峰先生はすぐに私の口を自分の唇で塞いで喘がせてもくれない。

その後も放課後の社会科準備室にはパンッパンッと肌がぶつかり合うが響いて、熱気のこもる狭い部屋で青峰先生と私は汗を流した。

私、遂に処女ブランドを手放してしまったんだ。それも青峰先生の手によって。青峰先生の服を整える様子がこれまたなんともセクシーで、私はそれを目に焼き付けながら自分も服を整えた。

青峰先生に背を向けてブラのホックをとめようとするといつの間にか後ろにいた先生が「手伝ってやるよ」と不敵な笑みを浮かべてとめてくれた。そのまま制服のボタンをしめようとすると後ろからぎゅっと抱き締められた。こ、これは!バックハグ…!

「身体、平気?」

気遣ってくれる優しさに感動しつつコクリと頷く。あれ、私ってもう彼女なの?なんてまた調子に乗りそうになる。いや今日くらいは浮かれさせてくれ。て誰に言ってんだろ。

気づくとまた青峰先生がむにむにと私の胸を揉み始めている。

「やっ、先生…!もう、青峰先生のえっち!」
「今更?」

全く悪びれる素振りを見せずにくるりと私を向かい合わせると、谷間にまた顔を埋めてちゅぅぅぅうと吸われた。

「今日からこのおっぱいはオレのもんだ!」とドヤ宣言され、私の胸にはマーキングのようなキスマークが残された。ずっとコンプレックスだった胸が、今はとても愛おしい。この痕がずっと消えずに残ればいいのに…。

「…先生ありがとう。私も先生の小麦色の肌、男らしくて大好き」

そう言ってとびっきりの笑顔で抱き付けば、「バーカ、もう一発ヤられてぇのかよ」と青峰先生は呆れたように笑った。青峰先生、私をお嫁さんにしてくれたら死ぬまでヤらせてあげますよ?と内心思ったけど、さすがに引かれる気がして言わなかった。脱処女したばかりのガキが何言ってんだって話ですよね。でもいいんだ、今はとにかく幸せだから。今日のこと、私は絶対忘れない。