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どうしてかな。
好きと言ってしまえば楽にすんだのかもしれない。



なのに、なんで言えなかったんだろう。







「どこへ行くつもりですか…朔」

「…さぁ?」

「個人行動はダメですよ?」

「やだなぁ…アレン小姑?」

「なに意味わからないこと言ってるんですか。それより早く戻らなきゃ」

「どこへ?」

「どこって…皆のもとへですよ」


さぁ、と差し出されるアレンの手を軽く振り払う。
アレンはキョトンと不思議そうな顔。



「……朔…?」

「お別れだよ、アレン」

「何言って……」





にっこり笑う。
さよなら、さよなら。


本当に言いたい言葉は言えないまま。





「さよなら、アレン」






彼の身体を斬り付けました。






愛して憎んで
(ごめん、ごめんね、アレン…)
(知ってる?憎しみって愛と同じぐらい心に残るの)
(愛が無理なら、憎しみとしてせめて、残らせて)


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