【21 本当の君 ーWNー】
ご飯を食べ、順番にお風呂に入ってその後は各々好きな事をしながらダラダラと探す。
いつもと変わらない日常。
唯一のいつもと違うのは、なまえが居ると言うこと。
HS「スニョアオッパ!はい!」
「すにょあにょっぱ!」
HS「ゆっくり言ってみよ!スニョアオッパ!」
「すーにょーにゃーおっぱ!」
JN「ん、今猫いたね。」
「え!?猫!?どこに!?」
JN「ここー!」
ジュンに猫扱いされて猫じゃないよー何て言ってるなまえ。
ジュンも不思議ちゃんなのになまえも不思議ちゃんだから、もう何が何だか…。
「もうホシオッパでいい!」
HS「えーもう少し頑張ろうよー!」
DN「もうにょっぱでいいよ。」
HS「おい!」
「にょっぱー!」
満面の笑みでにょっぱと呼ばれ満更でも無さそうなホシ。
なまえは数時間ですっかり他のメンバーとも意気投合していた。
WZ「人見知りなのにな。」
WN「なまえ?」
WZ「うん。めっちゃ人見知りで俺の後ろ隠れるような子だったんだけど、アイツらのお陰で楽しそうだよ。」
楽しそうに笑ってるなまえを優しい表情で見つめるジフニ。
JH「兄離れされて寂しくないの?」
WZ「え、別に。」
JH「またまた〜!」
ジフニはきっと本当に寂しいと思ってないんだと思う。
ただ単純になまえが楽しそうに笑ってることを喜んでるように見える。
なまえがデビューした当時、年齢の割に幼いなって思ったことがあった。
仕草とか、笑い方とか。
まあ、実際公表してる年齢より若かったんだけど。
よく笑うし、楽しそうに歌って踊る子だなって、見てるこっちも楽しくなるようなそんな子だった。
でもカムバックを重なる度に、なまえから笑顔は消えていった。
それでもステージに立って歌って踊るなまえは輝いていた。
デビュー時はマンネキャラを使っていたのかななんて、ちょっと思ってたりもしたけど、今俺らの前で無邪気に笑ってるなまえを見ると、きっとこれが本来のなまえの姿なんだなと思った。
「はおおっぱは何で名前いっぱいあるの?さっきにょっぱエイサー!!!って呼んでたよね?」
HS「え、俺そんな激しく呼んでなくね?」
SG「その呼び方するのはドギョミヒョンだね!」
DK「エイサー!!!」
「っ!!!」
VN「うるさっ!」
ドギョムの大声になまえはまた目をまん丸くさせて驚いてる。
MH「僕は芸名がディエイトで、韓国語の本名がソミョンホ、中国語名がシュウミンハオだからだよ!」
「ハオオッパ中国人なんだ!」
SC「ジュンも中国人だぞ。」
「え!?じゃあジュナオッパもいっぱい名前あるの?」
JN「ん?僕はないよー!ジュンだよー!」
「じゅんぴおっぱ〜!」
無邪気ななまえを見つめるジフニの表情は、もはやお父さんに思えてきた。
MG「あ、なまえ!髪乾かしてないの!?乾かさないと!おいで!」
「おんまー今行くよー!あ!スングァナオッパ!あとでスキンケア貸して!おっぱがスキンケアはスングァナに頼めって!」
SG「え!?お風呂上がってから結構経ってるのに!?もー早く言ってよー!待ってて今持って来るから!」
ぷりぷりしながら部屋にスキンケアセットを取りに行くスングァニを見て、オンニだなって呟くなまえは言われた通りミンギュの元に行く。
MG「はい、ここ座って。」
「はーい、おんまー!」
ミンギュの足の間に大人しく座って髪を乾かされてるなまえに、部屋からスキンケアセットを持ってきたスングァニが向かいに座る。
SG「次からは上がったらすぐ言ってよ?はい、目瞑って!」
「はい、おんに〜!」
SG「おんにじゃない!」
こうして見てると、本当になまえはまだ子供なんだって思う。
きっと幼い頃にデビューして、さらに過酷な環境の中で、1人で抱え込んでいろんな感情を我慢して来たんだろう。
若干時が止まってると言うか、そんな気もする。
甘えたくても甘えられなかった分、今甘えてると言うか…。
「ふふっ!」
SG「こら!動かないの!」
「おっぱ!見て見て!なんかセレブみたいじゃない!?」
笑いながらジフニの方に顔を向けるなまえ。
WZ「セレブってより子守だな。」
「ちがうもん!セレブなの!」
MG「はい、なまえ!動かないの!」
スキンケアも、髪も乾かしてもらって満足そうななまえは2人にお礼を言ってジフニ、俺、ジョンハニヒョンの方にやって来た。
「見てーサラサラー!」
WZ「良かったな!眠くない?」
「うん!」
いや、絶対眠いでしょ。
目しゅばしゅばしてるじゃん。
それでもなまえは中々ベッドに行こうとしない。
ジョンハニヒョンとジフニの間に座ってボーっとしてる。
JH「エギヤ〜、眠いなら寝ないと。」
「まだ眠くないもん…。」
WZ「俺も行くから寝るぞ。」
「んー、おっぱずとチャナは?」
面倒くさくなってオッパを纏めたな。
WN「すぐ行くよ。」
「うんー。わかったぁ、おやすみなさい。」
ジフニとなまえがリビングから居なくなる。
それに続くように自室へと戻って行くメンバーたち。
ジフニと同室なのは、俺、ジョンハニヒョン、ミンギュ、ミョンホ、スングァニ。
JH「エギが待ってるから俺らも行こっか。」
WN「もうエギ呼び確定なの?」
JH「だって赤ちゃんじゃん。」
確かに。
そんな事を話しながら静かに寝室に入る。
SG「なまえは?」
WZ「秒で寝たㅋㅋㅋ」
WN「眠いの我慢してたからㅋㅋㅋ」
ジフニにしがみつくようにして眠ってるなまえ。
車の中では悪魔を見て泣いてた。
今度は見ないといいな…。
そう思いながら俺らも眠りについた。
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