ROOM 404 ― 恋愛禁止の家で、秘密と恋が始まる ―

Episode3

『秘密のプロフィール』



Scene2

『SECRET PROFILE開始』



午前10時。

ROOM 404。



11人はリビングに集まっていた。



テーブルの中央。

そこには白いカードが11枚置かれている。



カードには、

それぞれの名前。



そして。



SECRET PROFILE



という文字。



「何でしょう?」

チェリンがカードを手に取る。



「またミッションですね」

スングァンが笑う。



その時。

リビングのモニターが点いた。





ROOM 404 SPECIAL CONTENT

『SECRET PROFILE』



ナレーション。



「人は、第一印象で相手を判断します」



「職業」

「外見」

「話し方」

「雰囲気」



「しかし」



「本当にその人を知っていますか?」



画面が切り替わる。





RULE

自分について3つ紹介してください。

ただし、その中に1つだけ嘘を入れてください。



他のメンバーは、

どれが嘘なのかを予想してください。





「面白いですね」

ユナが言う。



「でも難しそう」

ソヨン。





「嘘を見抜くってことですか?」

ミンギュが聞く。



画面には続き。





PURPOSE

『表面ではなく、中身を見る』





「なるほど」

ジウォンが頷く。



「職業やイメージだけでは分からない部分を見る企画ですね」





スタッフから説明が入る。



「例えば」



「普段完璧に見える人が、実は苦手なことがある」



「明るい人が、誰にも言えない悩みを抱えている」



「静かな人が、意外な趣味を持っている」





「そういう一面を知るための企画です」





11人は顔を見合わせる。



昨日まで。



彼らはお互いを、

職業や第一印象で見ていた。



A&Rプロデューサー。

心理カウンセラー。

ダンサー。

小説家。

マーケティングマネージャー。

客室乗務員。



肩書き。



でも。



その人が何を好きで、

何を苦手で、

何を隠しているのか。



まだ知らない。





「じゃあ最初は誰ですか?」

スニョンが聞く。



画面に表示される。



FIRST PLAYER

チェ・スンチョル



「僕ですか?」



全員が笑う。





チェ・スンチョルのSECRET PROFILE



スンチョルはカードを受け取る。



少し考えてから話す。



「僕について3つ」





@ 料理をするのが好きです。



「え?」



スングァンが反応する。



「意外です」



「仕事が忙しいので、簡単なものですが」





A 人前で話すことは苦手です。



一瞬。



全員が顔を見る。



「え?」

ミンギュ。



「A&Rのお仕事なのに?」



「仕事ではできます」



「でも」



「自分のことを話すのは苦手です」





B 実は、朝がすごく弱いです。





「これは……」



スニョンが笑う。



「今日ゴミ出ししていましたよ?」





「だから怪しい」

スングァン。





「どれが嘘だと思いますか?」



全員が予想を書く。





ユナ。

「B」



ミンギュ。

「B」



ウォヌ。

「A」



ジョンハン。

「@」





「意見割れましたね」





正解。



嘘:B





「朝弱いのは嘘です」



「むしろ早起きです」





「やっぱり!」



笑いが起きる。





【Interview】

スンチョル。



「朝が弱いと思われるとは思いませんでした」



「でも」



「普段、仕事では責任を持つ立場なので」



「弱い部分を見せる機会は少ないです」







次の人物



画面。



ユン・ジョンハン



「僕ですか」



ジョンハンは少し笑う。





@ 人の相談を聞くことが好きです。



「仕事そのままですね」

スングァン。





A 実は、料理が苦手です。



「意外」

ソヨン。





B 一人で旅行するのが好きです。





「全部本当っぽいですね」

ミンギュ。





予想。



スンチョル。

「A」



ウォヌ。

「B」



チアキ。

「A」





正解。



嘘:A





「料理、得意なんですか?」



「得意というほどではないですが」



「好きです」





「騙された」

スングァンが笑う。





チアキは少し驚いた。



「ジョンハンさん、料理するんですね」



「意外でしたか?」



「はい」



「いつも人の話を聞いている印象だったので」





ジョンハンは少し笑った。



「僕も普通の人なので」





その言葉に。



何人かが少し笑う。





完璧な人ではない。



頼れる人にも、

苦手なことがある。





SECRET PROFILE



次々と進んでいく。



スニョン。



「実は泣き虫です」



全員。

「本当?」



正解。





ウォヌ。



「ホラー映画が好きです」



全員。

「嘘っぽい」



正解。





ミンギュ。



「実は高所恐怖症です」





「え?」



全員驚く。





「嘘です」





「やっぱり!」





笑いが増える。





最初の日。



「爽やか」

「静か」

「明るい」



そんな印象だった人たち。



でも。



少しずつ違う顔が見えてくる。





【STAFF NOTE】

この企画で一番変化したもの。



正解率ではなかった。



「この人はこういう人」

という決めつけが、

少しずつ崩れていったこと。





そして。



最後から2番目。



画面に表示される。



NEXT PLAYER

チアキ





一瞬。



全員の視線が集まる。





日本から来た客室乗務員。



優しい。

礼儀正しい。

気遣いができる。





でも。



彼女自身について、

まだ誰も深く知らない。





チアキはカードを持つ。



少し考える。



「私の番ですね」





Episode3 Scene3

『チアキのプロフィール』




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