ROOM 404 ― 恋愛禁止の家で、秘密と恋が始まる ―

Episode10

『言葉にできない距離』

― 名前のない気持ちが、少しずつ形になる ―



Scene3

『新しいミッション』

Wednesday|06:30 PM



404 HOUSE。



夕方。



それぞれの一日を終えたメンバーが、

少しずつ帰宅する。



玄関。



「ただいま。」

「おかえり。」



いつもの言葉。



でも、

10日前とは少し違う。



帰ってきた時に、

誰かがいる安心感。



疲れていても、

少し笑える場所。



それが少しずつ、

この家の日常になっていた。



Living Room

07:00 PM



11人が集まるリビング。



テーブルの上。



白い封筒。



見覚えのあるロゴ。



「また何か来ましたね。」



チェリンが言う。



「ミッションですか?」

スニョンが興味津々に近づく。



スングァンも覗き込む。



「まだ10日目ですよ?」



「番組ってこんなに早く来るんですね。」



みんなが笑う。



スンチョルが封筒を手に取る。



「開けます。」





封筒の中には、

一枚のカード。





SPECIAL MISSION

『相手の知らない一面を見つける』





リビングの空気が少し変わる。





スンチョルが読む。



「相手の知らない一面を見つけてください。」





カードには続きが書かれている。



RULE

@ 2人組で行う

※1組のみ3人組

A 相手へ3つ質問する

B 相手の好きなものを1つ見つける

C 最後に一言伝える





「最後に一言?」



ミンギュが読む。



「何を言うんですかね。」





スタッフからの追加メッセージ。



「その人が、まだ誰にも見せていない部分を見つけてください。」





少し静かになる。



ただのゲームではない。



普段なら聞かないこと。



過去。

考え方。

好きなもの。



その人の内側を知る時間。





【Interview】

チアキ

「少し緊張しました。」



「普段の会話でも、少しずつ知ることはできますけど。」



「質問されるってなると……。」



少し笑う。



「自分のことを話すのが得意ではないので。」





Living Room



「誰と組むんだろう。」



スングァンが言う。



「いつも話している人とは違う人がいいですよね。」



ウォヌが言う。



「その方が新しい部分を知れると思います。」





その言葉に、

みんなが頷く。





この10日間。



自然と近くなった人。



話すことが増えた人。



でも、

まだ知らない部分がある人。





今回のミッションは、

その「知らない部分」に近づく時間。





【STAFF NOTE】

共同生活10日目。



最初の数日は、

相手の「分かりやすい部分」を見る。



明るい人。

優しい人。

静かな人。



でも、

時間が経つほど、

その奥にあるものが見えてくる。



笑顔の理由。

沈黙の意味。

強さの裏側。





今回のミッションは、

恋愛のためだけではない。



11人が、

一人の人間として相手を知るための時間。





07:30 PM

スタッフから、

最後の指示が届く。



「ペアは、こちらで決定します。」





一瞬。



全員が顔を上げる。





誰と組むのか。



誰の知らない一面を見ることになるのか。





404 HOUSE。

新しい距離が生まれる夜が始まる。



次回 Scene4

『ペア発表』

Wednesday|Evening



同じ相手とばかり過ごさないために、

スタッフが決めたペア。



予想していなかった組み合わせ。



そして、

一組だけの3人組。



誰と誰が向き合うのか。




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