ROOM 404 ― 恋愛禁止の家で、秘密と恋が始まる ―

Episode11

『秘密の扉』

― 知らなかった過去 ―

Thursday

テーマ

人は、見えている部分だけでは分からない。



Scene2

『スタッフからの招待』

Thursday|06:30 PM



404 HOUSE。



夕方。



それぞれの一日を終えたメンバーが、

少しずつ帰宅する。



玄関。



「ただいま。」

「おかえり。」



いつもの言葉。



でも、

今日は少し違った。



朝届いたメッセージ。



SECRET ROOM



その言葉が、

みんなの頭に残っていた。





Living Room

07:00 PM



テーブルの上。



白い封筒。



中央には、

黒い文字。



SECRET ROOM





「来ましたね。」



スングァンが言う。



「なんか名前からして緊張します。」



スニョンが笑う。



「怖いものではないですよね?」



チェリンが少し不安そうに聞く。





スンチョルが封筒を手に取る。



「開けます。」





封筒の中には、

一枚のカード。





SPECIAL NIGHT

『SECRET ROOM』





今夜、一人ずつ自分について話してください。





続き。



RULE



・話したいことだけ話す
・無理に過去を話す必要はない
・話している人を否定しない
・聞くだけでも参加になる





静かな時間。





「過去……。」



ジウォンが小さく呟く。





恋愛リアリティ番組で、

過去を話す時間。



でも、

この家では少し意味が違う。





誰かを選ぶためではない。



誰かを判断するためでもない。





ただ、

目の前にいる人が、

どうして今のその人になったのか。



それを知るため。





【Interview】

チアキ

「少し緊張しました。」



「過去の話って。」



少し間。



「その人の大事な部分だと思うので。」





「簡単に聞いていいものではない気がしました。」





Living Room



カードの最後。



スタッフからのメッセージ。





「あなたが今まで誰にも見せなかった一面を、一つだけ共有してください。」





読み終わった瞬間。



空気が変わる。





スングァンがいつものように笑おうとする。



「じゃあ僕、最初に軽いやつ話します?」





みんなが笑う。





でも、

その笑顔の奥に、

少しだけ緊張が見えた。





ウォヌ



カードを見る。



「……難しいですね。」





「話したいことだけでいいんですよね。」





ジョンハンが頷く。



「はい。」



「無理する必要はないと思います。」







スンチョル



全員を見る。



リーダーとして、

いつも進行する側。



でも今日は違う。





「今日は、誰かをまとめる日じゃないですね。」





その言葉に、

少し空気が柔らかくなる。





【STAFF NOTE】

共同生活11日目。



これまで、

11人は相手の「今」を見てきた。



笑顔。

優しさ。

仕事への姿勢。





でも、

人を理解するには、

その人が歩いてきた道を知る必要がある。





今夜開くのは、

過去の扉。





そこには、

強さの理由。



優しさの理由。



そして、

言えなかった傷がある。





07:30 PM



スタッフから最後の連絡。





「SECRET ROOMは、リビングで行います。」



「順番は自由です。」



「話したい人から始めてください。」





11人が顔を見る。





誰が最初に話すのか。





少しの沈黙。





そして。



一人が手を挙げる。





次回 Scene3

『SECRET ROOM』

Thursday|Night



最初は、

軽い話から。



でも、

少しずつ。



11人の知らなかった一面が、

明らかになっていく。




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