RE:MEMORY

Episode3

「初めての休日」

Day3 : Wednesday

Morning

Scene1

「祝日の朝」

――――――――――

【BGM】

柔らかな朝の音楽。

カーテン越しの光が差し込む、静かなRE:MEMORY HOUSE。

――――――――――

【ナレーション】

「共同生活3日目。」

「初めて迎える休日の朝。」

「10人は、仕事ではなく“時間”を共有し始める。」

――――――――――

【字幕】

「Day3 : Wednesday」

「FIRST HOLIDAY」

――――――――――

【カメラ】

静かなリビング。

テーブルには昨日書いたRE:MESSAGEカード。

壁には10人分の写真。

――――――――――

【字幕】

「少しずつ増える記憶」

――――――――――

朝 7:30

キッチン。

最初に起きてきたのはミンギュ。

寝癖を直し、水を飲みながら冷蔵庫を開ける。

――――――――――

ミンギュ:

「みんな、まだ寝てるかな。」

――――――――――

【字幕】

「早起き担当」

「MINGYU」

――――――――――

そこへスニョンが元気よく入ってくる。

――――――――――

スニョン:

「おはようございます!」

――――――――――

ミンギュ:

「……早いですね。」

――――――――――

スニョン:

「休日ですよ? 寝ていられないです!」

――――――――――

【字幕】

「朝から100%」

――――――――――

2人の声で、家が少しずつ目を覚ます。

――――――――――

朝 8:00

リビングではテヨンがノートを広げている。

――――――――――

ミナ:

「何を書いてるんですか?」

――――――――――

テヨン:

「今日の予定です。」

――――――――――

ミナ:

「休日なのに?」

――――――――――

テヨン:

「10人で動くなら、少し決めておいた方がいいので。」

――――――――――

ユナも覗き込み、うなずく。

――――――――――

ユナ:

「確かに、自由すぎると大変そうですね。」

――――――――――

【字幕】

「計画する人」

「TAEYON」

――――――――――

【字幕】

「現実を見る2人」

――――――――――

朝 8:30

2階、スングァンの部屋。

アラームが鳴っては止まり、また鳴る。

――――――――――

スングァン:

「……あと5分……。」

――――――――――

【字幕】

「予想通り」

「寝坊気味」

――――――――――

スタッフInterview。

――――――――――

スタッフ:

「朝は苦手ですか?」

――――――――――

スングァン:

「夜になると元気になるタイプです。」

「でも今日は休日なので許してください。」

――――――――――

【字幕】

「自分に甘い朝」

――――――――――

朝 9:00

女性部屋。

チアキは静かに身支度を整えている。

鏡の前で髪を直し、少しだけ深呼吸する。

――――――――――

チアキ:

「今日は……楽しめるといいな。」

――――――――――

バッグの中のスマートフォンと韓国語のメモを見て、少しだけ表情が曇る。

――――――――――

【字幕】

「楽しみたい気持ち」

「不安な気持ち」

――――――――――

チアキ Interview

スタッフ:

「今日は初めての休日ですね。」

――――――――――

チアキ:

「はい。楽しみです。」

――――――――――

スタッフ:

「不安はありますか?」

――――――――――

チアキ:

「韓国語ですね。」

「日常会話なら大丈夫なんですけど、何人かで話すと早くて……。」

――――――――――

スタッフ:

「その時はどうしますか?」

――――――――――

チアキ:

「頑張って聞きます。」

「せっかく一緒にいるので、迷惑をかけたくないです。」

――――――――――

【字幕】

「周りを優先する人」

――――――――――

朝 9:30

リビングに10人が集まり始める。

――――――――――

スングァン:

「すみません、遅れました。」

――――――――――

ソヨン:

「本当に寝てたんですね。」

――――――――――

スングァン:

「休日の特権です。」

――――――――――

笑い声が広がる。

チアキもつられて笑う。

――――――――――

その様子を見たミンギュは、Day2の夜を思い出す。

「一人でやらなくてもいいですよ。」

――――――――――

【字幕】

「少しずつ見えてくる相手の姿」

――――――――――

その時、スタッフから通知が届く。

――――――――――

【番組スタッフ】

「RE:MEMORY HOUSEの皆さんへ」

「本日は祝日です。」

「初めての休日ミッションをお送りします。」

――――――――――

全員が画面を見る。

――――――――――

スニョン:

「ミッション?」

――――――――――

封筒を開けると、カードが入っている。

――――――――――

FIRST HOLIDAY

『10人で初めての休日を過ごしてください。』

『RE:MEMORY HOUSEの外へ出て』

『お互いの知らない一面を見つけてください。』

――――――――――

一瞬の沈黙のあと、スニョンが声を上げる。

――――――――――

スニョン:

「外に出られるんですか!?」

――――――――――

全員が笑う。

――――――――――

スングァン:

「でも10人で移動するの、大変そうですね。」

――――――――――

ミンギュ:

「じゃあ今日は、全員迷子にならないようにしましょう。」

――――――――――

スングァン:

「一番危ない人が言ってます。」

――――――――――

また笑いが起こる。

――――――――――

【カメラ】

10人の笑顔。

まだ少しぎこちないが、昨日より自然になっている。

――――――――――

【ナレーション】

「最初の休日。」

「家の外で、まだ知らない一面が見えていく。」

――――――――――

【字幕】

「FIRST HOLIDAY」

「10人で初めての一日へ」

――――――――――

Scene1 END

次回――

Scene2

「休日の準備」

それぞれが選ぶ服。

それぞれが抱える小さな不安。

そして――

チアキが初めて、自分の韓国語への不安を語る。




ノベルに戻る I Addict