RE:MEMORY Phase1

Episode6

「最初の質問」

Day6 : Saturday

Scene2

「RE:MESSAGE 初公開」

――――――――――

【BGM】

少し緊張感のある静かなピアノ音。



朝食後。

RE:MEMORY HOUSEのリビング。

いつものように過ごす10人のもとへ、スタッフから封筒が届く。



ミンギュが封筒を受け取る。



ミンギュ:

「またミッションですね。」



スングァン:

「最近、スタッフさんが来ると身構えます。」

(笑)



スニョン:

「でも、ちょっと楽しみです。」



ディノ:

「確かに。」



初日は不安の方が大きかった。

けれど6日目の今、10人は自然に封筒を囲んでいた。



【字幕】

「共同生活6日目。」

「初めての小さな質問。」



ミンギュが封筒を開ける。



【画面】

『RE:MESSAGE』



【字幕】

「今日から始まる、新しい記録。」



スタッフの説明映像が流れる。



スタッフ:

「RE:MESSAGEは、共同生活の中で感じた相手への印象を記録する時間です。」

「テーマは――」



画面が切り替わる。



【画面】

『今、一番話してみたい相手』



10人の表情が変わる。



スングァン:

「え?」



ソヨン:

「これって……。」



スタッフ:

「恋愛投票ではありません。」

「まだ知らない相手を、もっと知りたいと思った気持ちを書いてください。」



【字幕】

「恋ではなく。」

「興味から始まる最初の選択。」



個人部屋

それぞれがRE:MESSAGEを書く。



チアキ

机に向かうチアキ。

カードを見つめる。



(今、一番話してみたい相手……。)



初日は、目を合わせるだけでも緊張していた。

今は、朝食で笑ったり、分からないことを聞いたり、少しずつ会話に入れるようになっている。



チアキ:

「……。」



ペンを取る。



特別な意味はない。

ただ、もう少し話してみたいと思う相手を書く。



カードを封筒に入れる。



ミンギュ

ミンギュもカードを書く。

少し考えてから、ペンを走らせる。



【スタッフInterview】

スタッフ:

「書くのに時間がかかりましたか?」



ミンギュ:

「少し。」



「まだ6日なので、みんなのことを全部知っているわけじゃないです。」



少し笑う。



「でも、もっと話してみたい人はいます。」



ジョシュア

ジョシュアは静かにペンを動かす。

思い浮かんだのは、数日前のキッチンでの会話。

英語で話したときのチアキの自然な表情だった。



ジョシュア:

「言葉が違っても、安心して話せる相手がいるのは大きいです。」



RE:MESSAGE公開

午後。

再びリビング。

スタッフから新しい案内が届く。



【画面】

「RE:MESSAGEを公開します。」



10人:

「え?」



スタッフ:

「ただし、全員の前では発表しません。」

「本人だけが、自分宛てのメッセージを確認します。」



【字幕】

「初めて見る。」

「誰かが自分に向けた、小さな関心。」



一人ずつ部屋へ呼ばれる。



チアキ

部屋に入るチアキ。

机の上には封筒が置かれている。



ゆっくり開ける。



カードには、自分の名前。



チアキは目を丸くする。



(私のことを……?)



共同生活では、いつも周りを気にしていた。

誰かが困っていないか。

話しづらそうにしていないか。



でも、自分を見てくれている人がいる。

その事実が、少し嬉しかった。



【チアキ Interview】

「正直、選ばれるとは思っていませんでした。」



「まだ一緒に過ごした時間も短いので。」



少し間を置く。



「でも、自分のことを見てくれている人がいるんだなって思って……。」

「安心しました。」



ミンギュ

ミンギュもカードを確認する。

静かに読み、わずかに笑う。



【ミンギュ Interview】

「嬉しかったです。」



「自分が書いた相手がどう思うかも気になりました。」



スタッフ:

「誰の反応が気になりますか?」



ミンギュ:

「……。」



少し間を置く。



「まだ秘密です。」

(笑)



【字幕】

「本人もまだ気づいていない。」

「小さな特別。」



ジョシュア

ジョシュアもカードを見る。

英語で話せる相手がいること。

自分らしくいられる時間。



【ジョシュア Interview】

「韓国語ではなく、英語で自然に話せる時間がありました。」



「それだけじゃなくて。」



「相手の話をちゃんと聞く人だと思いました。」



リビング

全員が戻る。



誰が誰を書いたのかは分からない。

それでも、空気は少し変わっていた。



これまでは、ただの「同じ家にいる人」だった。



でも今日からは、「もっと知りたい人」が少しずつ増えていく。



【ナレーション】

「恋が始まったわけではない。」

「ただ、10人の中に小さな興味が生まれた。」



【字幕】

「最初の質問。」

「距離を変える、小さな答え。」



Scene3予告

【BGM:軽やかな音楽】

休日ミッション。

「2人組で買い物へ行ってください。」



初めての男女ペア行動。



【字幕】

「2人になると、見えるものがある。」




ノベルに戻る I Addict