RE:MEMORY Phase1

Episode8

「それぞれの日常」

Day8: Monday
共同生活8日目



Scene3

「空の上のチアキ」



Afternoon

― Incheon Airport ―

BGM:
静かなピアノから、少しずつ広がるような音楽へ。



空港のロビー。

旅行へ向かう人、仕事へ向かう人。
それぞれの目的を胸に、行き交う人々。



その中を、

ひとりの女性が迷いなく歩いていく。



制服姿のチアキ。



RE:MEMORY HOUSEでは控えめで、
周囲の会話を聞きながら微笑むことが多い彼女。



だが、空港を歩く姿には迷いがない。
家では誰かの話に耳を傾ける側でも、
ここでは自分が先に動き、判断する側だ。



字幕:

「RE:MEMORY HOUSEでは見えなかった、もう一つの顔。」



― Crew Briefing ―

出発前。
客室乗務員たちが集まり、ブリーフィングを行う。



チアキは資料を確認しながら、今日のフライト情報をチェックしている。



表情は真剣。



スタッフ:

「今日の担当確認お願いします。」



チアキ:

「はい。」

「安全確認、サービス内容、共有事項確認しました。」



落ち着いた声。



共同生活で聞く柔らかな話し方とは少し違う。
家では相手に合わせることが多い彼女が、
仕事では自分の言葉で場を整えていく。



Interview|チアキ

チアキ:

「制服を着ると、自然と気持ちが切り替わります。」



「家では、みんなの話を聞いたり、合わせたりすることが多いですけど……。」



少し考える。



「仕事では、私が先に動いて、お客様を安心させる側なので。」



「そこは迷わず、責任を持ってやらないといけないと思っています。」



― Boarding ―

機内。
チアキは乗客を笑顔で迎える。



乗客:

「Hello.」



チアキ:

「Welcome aboard.」

「Please let me know if you need any help.」



自然な英語。



外国人乗客にも、相手の表情を見ながら丁寧に対応する。



字幕:

「言葉ではなく、相手を見る仕事。」



― Flight ―

離陸後、機内サービス。



チアキは一人ひとりの様子を確認しながら動く。



小さな子どもが不安そうにしていることに気づく。



チアキ:

「大丈夫ですよ。」

「もう少ししたら揺れも落ち着きます。」



優しく声をかける。



その姿は、RE:MEMORY HOUSEで誰かの変化に気づく姿と重なる。
ただし、家ではそっと寄り添うように、ここでは迷いなく支えるように。



編集演出

画面が交互に切り替わる。



RE:MEMORY HOUSE。
ミンギュが、
「チアキさんって、周りをよく見ていますよね。」
と話したEpisode6の映像。



そして、機内で乗客へ気を配るチアキ。



字幕:

「彼女の優しさは、場所が変わっても変わらない。」



― Unexpected Situation ―

飛行中、少し機体が揺れる。



客室内がざわつく。



しかし、チアキは落ち着いてアナウンスを行う。



チアキ:

「現在、少し揺れがございますが、安全には問題ございません。」

「ご安心ください。」



穏やかな声。



乗客の表情が少しずつ和らぐ。



Interview|チアキ

チアキ:

「もちろん緊張することもあります。」



「でも、お客様はその時、一番不安な状態かもしれないので。」



「自分が不安な顔をしていたら、もっと不安にさせてしまうと思っています。」



「家では、少し頼りなく見えることもあるかもしれませんけど……。」



「仕事では、ちゃんと安心してもらえるように、表情も声も整えるようにしています。」



― Flight End ―

到着後。
乗客を見送るチアキ。



最後の乗客が、
「Thank you.」
と笑顔で伝える。



チアキ:

「Thank you for flying with us.」



深く頭を下げる。



その瞬間、RE:MEMORY HOUSEで見せる笑顔と同じ、自然な笑顔がこぼれる。



ナレーション

「共同生活では、誰かに合わせて静かに過ごすことが多かった彼女。」



「しかし空の上では、誰かに合わせるのではなく、誰かを支える側だった。」



字幕:

「同じチアキ。」

「でも、見える姿は少し違う。」



― RE:MEMORY HOUSE ―

夕方。
メンバーたちはまだ仕事中。



誰もいないリビング。



そこに置かれた10人分のマグカップ。



朝まで一緒にいた場所。
しかし今日は、それぞれが別の場所で、それぞれの一日を過ごしている。



カメラは再び空港へ戻る。



仕事を終えたチアキが、少し疲れた表情で歩いている。



それでも、スマホを見ると小さく笑う。



RE:MEMORY HOUSEのグループチャット。



スングァンから。

「今日、早起き大変でしたよね。帰ってきたら休んでください!」



チアキは少し驚いたあと、返信を打つ。



チアキ:

「ありがとうございます。帰ります。」



字幕:

「離れている時間も、少しずつ仲間になっていく。」



Scene3 END



次Scene予告

Scene4

「おかえり」

予告:

・仕事を終えた10人がRE:MEMORY HOUSEへ戻る
・チアキを迎えるメンバーたち
・初めて「お疲れさま」と言われるチアキ
・ミンギュが自然に荷物を受け取る

字幕:

「頑張った一日の終わりに、帰る場所がある。」




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