RE:MEMORY Phase1

Episode10

「初めての本音」



Day10: Wednesday

共同生活10日目



Scene6

「10日目の本音」



Night|RE:MEMORY HOUSE

消灯前。

静かなリビング。



『MY STORY CARD』

の時間が終わったあとも、10人はすぐには部屋へ戻らなかった。



誰かが無理に話し出すわけでもない。

それでも、

同じ空間にいることが、もう当たり前になりつつあった。



最初の日。

このリビングには、

「何を話せばいいんだろう」

「どう距離を取ればいいんだろう」

そんな戸惑いがあった。



今は。

沈黙さえ、もう気まずさではなくなっている。



字幕:

「10日目。」

「知らなかった部分を、少しだけ知れた夜。」



Interview

チアキ

白い壁を背景に、チアキが座っている。



最初の頃より、

表情が少しだけやわらかい。



チアキ:

「最初は……」

少し考える。



「自分のことを話すのが、あまり得意じゃなかったです。」



「みんなの話を聞くのは好きだったんですけど。」



「自分のことを話したあと、相手がどう受け取るのかを考えすぎてしまって。」



少しだけ、はにかむ。



「でも、今日みんなの話を聞いていて。」



「私も、少しずつ話していいのかもしれないって思えました。」



「知ってもらうことって、ただ怖いだけじゃないんですね。」

少し視線を落とす。



「ちゃんと受け止めてもらえると、思っていたより安心できるんだなって。」



字幕:

「心を開くこと。」

「それは、相手を信じてみること。」



Interview

ミンギュ



ミンギュは、言葉を選びながらゆっくり話す。



ミンギュ:

「今日、みんなの話を聞いて……」



「一緒に暮らしているだけじゃ分からないことって、やっぱり多いんだなと思いました。」



「チアキさんも。」



名前を出したあと、少しだけ笑う。



「最初は、静かで、ちょっと距離を置くタイプなのかなって思ってたんです。」



「でも、違いました。」



「たぶん、周りをよく見てるからこそ、簡単には自分を出さないんだと思います。」



Episode4。

韓国語を教えた時。

Episode7。

料理で失敗した時。

Episode8。

仕事終わりに帰ってきた時。



ミンギュの中で、

それまでの小さな場面が、少しずつ一本につながっていく。



ミンギュ:

「知らなかったところを知るほど……」



少し間。



「もっと話してみたいって思いました。」



「急いで分かる必要はないけど、少しずつ近づけたらいいなって。」



字幕:

「興味は、理解から生まれる。」



Interview

スングァン



スングァンは、いつもの明るさを残したまま話し始める。



スングァン:

「最初は、本当に“知らない人たち”って感じだったじゃないですか。」



「でも今は……」



少し考える。



「ちゃんと友達になれてきた気がします。」



「チアキさんも、最初よりずっと笑うようになったし。」



「もっと肩の力を抜いていてほしいです。」



少し笑う。



「たぶん本人は、まだ気を張ってると思うので。」



「そういうの見ると、なんか放っておけないんですよね。」



字幕:

「一番近くで、変化を見ていた人。」



Interview

ジョシュア



ジョシュア:

「人を知るには、やっぱり時間が必要だと思います。」



「でも、今日みたいにちゃんと話せる時間があると。」



「その人の輪郭が、少しずつ見えてくる気がします。」



「チアキさんも。」



「韓国語で話す時と、英語で話す時で、少し雰囲気が違います。」



「でも、どちらも彼女なんだと思います。」



「言葉が変わっても、伝えたい気持ちは同じだから。」



字幕:

「違う言葉でも、同じ人。」



RE:MEMORY HOUSE

夜。

リビング。



スタッフから最後のミッションが届く。



画面に表示される。



RE:MESSAGE

テーマ:

「もっと知りたいと思った人」



10人が画面を見る。



少し驚いたような表情。



しかし、

今回は恋愛投票ではない。



字幕:

「恋ではなく。」

「理解を深めるための質問。」



チアキ

カードを見る。



最初の頃なら、

誰かを選ぶこと自体に、迷っていたかもしれない。



でも今は。



一緒に笑った時間。

助けてもらった瞬間。

話を聞いてもらった夜。



一人ひとりとの記憶を、静かにたどる。



チアキInterview:

「誰か一人を選ぶというより……」



「もっと知りたい人が、増えた感じです。」



「まだ聞けていないことも、言えていないこともあるので。」



「急がずに、少しずつ知っていけたらいいなと思います。」



ミンギュ

カードを書く。



少し考える時間。



そして、静かにペンを走らせる。



ミンギュInterview

「10日って、もっと短いと思ってました。」



「でも、一緒にいる時間だけじゃなくて。」



「その人が何を大事にしてるかを知ると、急に近く感じるんだなって思いました。」



「たぶん、見えてないふりをしてた部分もあったんだと思います。」



字幕:

「10日目。」

「関係は、少しずつ形を変え始める。」



UNSEEN

「チアキの韓国語メモ」



夜。

キッチン。



チアキが一人でノートを開いている。



ページには、

今日覚えた韓国語。

そして、

RE:MEMORY HOUSEで聞いた言葉が書かれている。



スングァンが通りかかる。



スングァン:

「まだ勉強してるの?」



チアキ。

少し慌てる。



チアキ:

「あ、はい。」



「もっとみんなと話せるようになりたくて。」



スングァン。

少し笑う。



スングァン:

「もう十分話せてると思いますけど。」



チアキ:

「でも、もっと自然に話せたら、うれしいです。」



スングァン:

「じゃあ、明日も練習ですね。」

(笑)



チアキ:

「先生が増えましたね。」

(笑)



そこへジョシュアも来る。



ジョシュア:

「何の話?」



スングァン:

「韓国語の特訓です。」



チアキ:

「先生が多すぎます。」

(笑)



3人の笑い声がキッチンに響く。



字幕:

「教える人と、教わる人。」

「その時間も、共同生活の思い出になる。」



視聴者コメント

* 「10日でここまで距離縮まるのリアル」
* 「ミンギュがチアキを理解していく感じがいい」
* 「スングァンの友情が本当に優しい」
* 「ジョシュアとの英語シーン安心感ある」
* 「チアキさん、少しずつ自分を出せてる」
* 「まだ恋じゃないからこそ、この積み重ねが良い」



Episode11 予告

Episode11

「初めての変化」



Day11: Thursday



予告:

* 少しずつ変わる呼び方
* チアキが自分から会話に参加する場面
* 初めて男女混合の小さなグループ行動
* ミンギュがチアキの新しい一面を見る
* 10人の友情がさらに深まる



字幕:

「近づく距離は。」

「気づかないほど自然に。」




ノベルに戻る I Addict