【act.18 HS】
今日のなまえは色々凄い。
何が凄いって?色気が半端ない!
こんなに谷間見えていいわけ?しかもガーターベルトとか。
まじで目のやり場に困る。
あのジョンハニヒョンでさえ、目のやり場に困ってるようでいつもよりなまえと距離を置いてる。
それなのにミンギュはいつも通りなまえにくっついて、なんならなまえが舐めてた飴を奪って自分で舐めてる。
「もうチュッパチャップスないじゃん!」
MG「あるじゃん。」
「いちごミルクが良かったの!」
MG「じゃあ返す。」
「や、いらなー…」
なまえの口に自分が舐めてた飴を戻すミンギュ。
いや何のプレイ!!!
なんか見てはいけないものを見てる気がしてこっちが恥ずかしい。
ミンギュはなまえを足の間に座らせたまま、スマホをいじり始める。
その間何度か脱走を試みてたけど、その度にミンギュに腰を掴まれて諦めてたみたい。
「ねぇ、スニョア。」
HS「お、おう、何!?」
「いや、何でそんな焦ってんの?」
何でそんな焦ってんのってそりゃ、お前が前屈みで俺に話しかけてくるから谷間が…。
てか、なまえってこんな胸あったんだな…。
「変態がいる。」
HS「え!?どこに!?ミンギュか?」
MG「え、何で俺?」
WZ「どう見てもホシだろ。」
「うん、君だよスニョア。」
俺!?え、何で俺が変態なの!?
HS「俺何もしてないじゃん!ミンギュみたいにくっついてないし!」
「スニョアさっきから胸しか見てくれないじゃん。」
…え、バレてた…。
HS「いや、これは仕方なくね!?だってなまえがこんな胸あると思ってなかったし!」
MG「イリム!ホシヒョン!」
IM『お!何だ!?変態スニョア!』
HS「せめてオッパつけてイリム。」
そんな俺らのやり取りを見てなまえは呑気に笑ってる。
WZ「お菓子食べ過ぎたら腹出るぞ。」
「だってこれ美味しいんだもん。ジフナも食べて!ミンギュも食べる?」
MG「ん。」
スマホを見てるミンギュの口にお菓子を突っ込むなまえ。いや、量多くない?
MG「口の中パサパサ。」
「ははは!変態スニョアにもあげよう。あーん!」
HS「あーん!お、美味い!」
「でしょ?イリムも食べてー!」
IM『この衣装じゃ無理!』
「あはは!」
服は大人ぽくてセクシーなのに、お菓子で喜んでるなまえはいつものなまえで、なんかまじでギャップが凄い。
MH「なまえ、セルカ撮ろ。」
「うん!撮ろ!ミンギュ、ミョンホとセルカ撮ってくる。」
HS「俺とも撮ろ!」
「うん!」
それからsanctuaryと俺らのセルカ大会になった。
写メですら谷間に目が行くわ…。
AY『なまえ、TWICEの楽屋行こ!ミモサが会いたがってるって!』
「まじ!?行く!」
え、そのままの格好で行くの?
HS「待て待て!とりあえずこれ着て行って頼む。」
慌てて自分のジャケットを脱いでなまえの肩にかける。
「ありがとう!でもスニョアのじゃおっきいね!」
笑いながら袖をぶらんぶらんさせてるなまえにそうだねといいながらジャケットのボタンをとめる。
HS「よし、なるべく早く戻ってこいよ!」
「はーい!ジェウンも行こー!アヨンオンニかっこいい!惚れる!」
AY『私が男なら間違いなくなまえを彼女にするわ。』
「ヤバい胸キュン!」
確かにアヨンヌナは男顔で背も高くて、そこらへんの男よりずっとかっこいい。
でも、なまえの周りにもイケメンがそろってるはずなんだけどな…俺とか…。
JW『オンニ達待って!』
楽屋を出て行ってなまえ達。
なんか急に寂しくなった気がする。
IM『てかさ、何でお前らずっとsanctuaryの楽屋に居んの?』
イリムって本当怖いわ。
JS「僕たちが居たらだめなの?」
IM『ダメっていうか狭いじゃん!だってディノとか座るとこなくて床に座ってんだよ?衣装なのに!』
確かに狭い。もともとsanctuary5人用の楽屋に俺ら全員とマネヒョンもいるしな。
JH「sanctuaryが俺らの楽屋に来てくれれば問題ないんだけど?」
IM『ハニオッパはなまえが来てくれればいいでしょ。』
JH「まあねー!」
何でだろう。
分からないけど、気付けば皆んななまえが好きなんだと思う。
恋愛感情抜きにして、なまえと関わった人は皆んな男女問わず好きになる。
不思議な魅力がある。
俺のこの感情は何なんだろうな…。
俺自身も分かんないわ…。
MN『お前ら、そろそろ戻るぞ。後輩たちが挨拶に楽屋来ても居ないって苦情きてるらしいぞ。』
マネヒョンの声に重い腰を上げるメンバー一同。
MN『頼むからチャキチャキ動いてくれ!』
SC「お前らわかりやす過ぎだろ。」
じゃあねーと手を振るイリムとスヨンヌナに手を振り楽屋に戻る。
MN『おいホシ、お前ジャケットは?』
HS「なまえに貸した。後で取りに行くわ。」
あいつあの格好でちょろちょろしてなきゃいいけど…。
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