【act.15 JH】

買い物から帰って来たスンチョリ達、買すぎじゃない?ってくらいお酒も大量。

一体誰がこんなに飲むんだよ。
いや、でも意外と酒豪多いもんな。
それにしてもホシはどうしたんだ?やたらとソワソワしてるけど…。

JH「ホシどうしたの?」
WN「ん?」
JH「何かソワソワしてない?」

スマホを弄ってるウォヌに聞けば、「酔ったなまえを想像してるだけだよ。」と悪戯に笑った。

酔ったなまえね…。
あれはね、さすがの俺もヤバい。

でもそれよりも理性保つのに必死な弟達を見てるのが面白くて、なまえに飲ませようとするけど、ジフニとスンチョリ、シュア、スングァニに邪魔されて飲ませられないんだよね。

4時過ぎ、宿舎のチャイムが鳴った。
いち早く飛んで行ったのはBSSの3人。

元気良く飛んで行ったのに、残念そうにリビングに戻ってくるホシ。
どうやらなまえはまだ居ないみたい。

先に来たのはスヨン、イリム、ジェウンだった。
アヨンとなまえはジムに行ってるらしい。

えらいな、休みの日まで行くなんて。

MG「なまえヌナは?」
SY『アヨンとジム行ってから来るよ!そろそろじゃない?』
IM『ミンギュとホシオッパは本当なまえオンニだけだな!』

当たり前じゃんなんて言ってキッチンに戻っていくミンギュと、ソワソワしてるホシ。

JH「スヨン、明日ってスケジュールあるの?」
SY『ないよ!』
IM『だから飲む気満々だけど?』

なるほど、じゃあなまえにも飲ませて大丈夫だな。

JW『ジョンハニオッパが悪い顔してる。』
SG「なまえヌナに飲ませようとしてるでしょ?」
JH「うん。いいじゃん明日休みだし。面倒はウジが見るでしょ。」

最終的に酔っ払ったなまえを回収するのはいつもウジ、ミョンホ、ドギョミ、スングァニ、ボノニ、ディノ。
sanctuaryもこのメンバーなら安心だと思ってる。

まあ大体決まってウジだけど。

5時過ぎ、また宿舎のチャイムが鳴った。
今度こそと走って玄関に行くホシ。

HS「なまえー!やっと来たー!」

ホシの大きい声だけ聞こえる。
どんだけだよ。

AY『誰か私も歓迎してよ。』

文句を言いながらリビングに入って来たアヨンの肩をポンと叩き、ホシと手を繋いだままリビングに入って来たなまえを抱き締める。

ジム帰りでシャワーの後なのか、ふわっと石鹸のいい匂いがする。

JH「なまえ、いらっしゃい!」
「おじゃまします!」
AY『おい!』
DK「アヨンヌナいらっしゃい!」

満面の笑みでアヨンを迎えるドギョミを、アヨンはお前だけだよって抱きしめてた。

JN「なまえも皆んなもいらっしゃい!もう少しで出来るから待っててねー!」

ジュニがキッチンから食料を運んでくる。

「ジュナが作ってくれたの!?」
JN「なまえ達のために料理できる人は皆んなで作ってるよ!待っててね!」
「ありがとう!手伝う?」

そう言って俺の腕から居なくなろうとするなまえをバックハグで捕まえる。

「おっぱ?」
JH「なまえは今日はお手伝いしなくていいから、こっちに来て座ってようね。」

大体宿舎で飲み会が始まる時はいつも俺の足の間か隣に座らせる。
今日は取り敢えず隣に座らせよう。
セクシーなエギは俺が守らないといけないからね。

お風呂上がりとは言え、短パンにクロップドのTシャツだからね。

WZ「ただいま。」
「お帰りー!」
WZ「おう。」

こんだけ人数がいるのに、2人だけの世界のように挨拶するよな。

WN「なまえ。」
「は、はい!」
WN「ふはっ、何だよそれ。」
「え、いや、ごめん。」

ソファーに座りながらゲームをしてたウォヌがなまえを呼べば、ぎこちなく答える。
この2人なんかあったっぽいな。

WN「面白そうなゲームあるから今度やろ。たぶんなまえ好きな系統。」
「本当!?今度やる!」

可愛いな俺のエギは。無邪気で。
でも無防備すぎるよなー。
胸も大きくなったし、色気も出て来たし…。

MG「ヌナ!」
「ん?あ!ミンギュ!今日もいっぱい作ってくれてありがとう!」
MG「うん!皆んな!自分のお酒は自分で持ってってよ!なまえのは俺が持ってくからね!」

何でだよ!

JH「俺のも持って来てー!」
「皆んなの分持ってこようか?」

そう言って立ち上がったなまえ。

SC「ちょっ、なまえ!お前上に何か着ろ!」
「え、何で?やだ、暑いもん。」
IM『おんにぃぃぃ!セクシーが過ぎるからパーカー着て!』
「持ってないし、大丈夫だよ!ね?」

俺の目の前でスラっとして綺麗な足が動く。
大丈夫…ではないよな。

JH「俺は大丈夫だけど、狼さんもいるから着た方がいいかもね?」
「えー、暑いのにー…。」

可愛いな全く。

HS「こ、これ着てろ!薄いから!」
「でもスニョンが寒くない?」

自分の着てたシャツを脱いでなまえに渡すホシは、タンクトップだ。

HS「飲んだら暑くなるから大丈夫!」
「ありがとう!」

ホシから受けとったシャツを羽織る。
なまえは小柄だからホシのシャツがミニワンピースみたいな長さまで来る。

正直、エロい。
メンバーもそう思ってるようでまだ飲んでも居ないのに頬を赤らめてる。

イリムはシュアに口を塞がれてる。

「お酒持ってくる!皆何飲むの?ビール?」
JH「それはいいから、取り敢えずお腹見えてるから締めよっか。」

シャツのボタンを留めると、暑いと騒ぎ出すなまえ。
そう言えばなまえは子供体温だったな。

ボタンを締めれば更にエロい。
彼シャツってやつ。

SC「さ、酒とってくる。」
HS「俺も。」

逃げるように居なくなった2人。
ウォヌとウジは無言でなまえを見てるし、マンネズはポカーンとしてる。

ホシとか面白いくらい顔真っ赤じゃん。
今日は面白くなりそうだな。

MG「はい、なまえヌナは甘いやつね。」

ビールの飲めないなまえに缶チューハイを渡すミンギュ。
服装にはノータッチらしい。

「ありがとう!」
SC「じゃあ、sanctuary活動お疲れ!乾杯!」

こうしていつものように飲み会が、始まった。




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