【27.桃色のファンタジー〜HS〜】
練習が終わり、なまえが食いたがってる桃とお菓子などを大量に買ってなまえの家に向かう。
WZ「買いすぎじゃね?」
JH「スンチョルが買いすぎなんだよ!」
SC「だってなまえが喜ぶ顔見たいだろ?」
JH「アボジじゃん!」
そりゃ見たいよね、なまえの喜ぶ顔!
でも買いすぎ!
スングァニもなまえに早く会ってみたいって言ってたけど、さすがに怪我してるのにいきなり皆んなで押し掛けるのもってことで我慢させた。
この人数でも多いけどな。
HS「久しぶりだなー!なまえに会うの!」
DK「ね!楽しみ!」
ゾロゾロとバスに乗れば、女の子達がコソコソと話し出して、俺らも少し知名度あるのかななんて思う。
HS「ミンギュはなまえ加入に賛成なの?」
MG「俺?まあ、アイツがやりたいならいいと思うけど。」
あら、旦那様の余裕ってやつ?
HS「男だらけの中に女の子1人入るのに?いいの?誰かに盗られちゃうかもよ?例えば…俺とか?」
MG「は!?ひょ、ヒョン!何言ってんの!?」
WZ「ミンギュうるさい。」
MG「え、いやだって…」
HS「あはは!!!まあ気を付けないとな!」
焦ってるミンギュの背中をバシッと叩く。
なまえは確かに年上感ゼロだし、落ち着きも無いし、変な奴だけど、でも相当可愛いよ?
いつ誰に盗られてもおかしくないんだけどね…?
マンションに着く前になまえにカトクしてるミンギュ。
チラッと見ればやっぱり可愛いスタンプじゃなくて、変なうさぎのスタンプを送ってくる所がなまえっぽくて笑える。
DK「本当に同じマンションなんだね!」
MG「最悪でしょ?」
JH「嬉しいくせに。」
MG「ヒョン黙って!」
勝手になまえの家の暗証番号を入力するミンギュ。
チャイムすらならさないの?もうまじで夫婦じゃん!
MG「来たぞ〜。桃買ってくれたぞー!」
リビングからひょっこりと顔を出すなまえ。
黒いTシャツにスエットでラフな格好だけど、そのTシャツ…ミンギュのじゃない?
「おー!桃と仲間達!よく来たな!まあ上がれや!」
WZ「桃が先かよ!」
「だって桃美味しいじゃん!」
WZ「まあな。」
相変わらず元気ななまえにホッとする。
HS「ヤハー!なまえ久しぶり!」
「ヤハー!スニョ〜久しぶり!ソクミナにジョンハン氏も久し振り!」
満面の笑みで俺らを迎えてくれるなまえに、俺らも久し振りに満面の笑みを浮かべてる気がする。
DK「なまえヌナ!元気そうで良かったー!」
「ヌナは元気だよソクミナ!」
JH「なまえ!ごめんね!」
「…っ!じょ。ジョンハン氏!!!」
突然ジョンハニヒョンがなまえを抱き締めるから、焦ってるなまえと旦那とアボジ。
JH「俺がミンギュに言わなかったから酷い目にあったんだよね…ごめんね!オッパが甘えさせてあげるからね!」
「…は、は、は、離れてくれ…頼む…。」
ミンギュが無言でなまえとヒョンを引き剥がす。
JH「ちょっとミンギュ!今はオッパがなまえを癒す時間だよ!」
MG「いや、ヒョン。こいつウブ中のウブだからそれ以上続いたら気絶する。」
…え、ウブなの?
確かに引き剥がされたなまえを見れば明らかに焦ってる。
面白いな、アイスはシェアするのに、ハグはダメなんて。
それともミンギュならオッケーなの?
MG「桃むく?」
「むく!」
MG「ん。じゃあみんなと座ってて。」
「飲み物は?なんか飲む?茶なら出してやるぞ?」
MG「後ででいいんじゃない?取り敢えず座ってて。」
「ふぇーい。」
…やっぱりいいよな、この2人の関係。
DK「でもなまえが怪我したって聞いてもうびっくりしたよ!」
「ごめんね〜!でももうだいぶ回復したから大丈夫だぜ!」
SC「回復力すごいな!」
「ずっとごろごろ家で転がってただけだからね!」
ずっと?家にいたの?
HS「ミンギュと?」
「うん、あいつ学校サボるの!悪い奴じゃない?しかってスンチ!」
SC「俺?」
「だってボスでしょ?」
WZ「ボスってなんだよㅋㅋㅋ」
いや、ジフニが女の子とそんなに笑い合うのも珍しいけど、なんか…もうなんかやっぱり色々凄い!
MG「もも〜」
「もも〜!桃色の片想い〜恋してる、まじまじと見つめてるチラチラって目が合えば胸がキュルルン!」
MG「桃色のファンタジー!」
「なんでそこ歌うのさ!音が低ー…ん!」
MG「うまいか?」
「うまい!」
なまえが話してる途中で口の中に桃を突っ込むミンギュ。これはいつものこと。もう見慣れつつある光景。
それよりも、さっき練習室でミンギュが言ってた歌をなまえが振り付きで歌ってたよね!?
WZ「ホシ?どうしたんだ?」
「桃にあたったか!?」
SC「桃にはあたんないよ!」
「そうか。」
いや、何でみんなそんな平然としてんの?
今の振り付きの歌、めっちゃ可愛かったじゃん!!!
JH「なまえは可愛いねぇ〜!」
HS「だよね!今の可愛かったよね!」
「チャラハン、ダマッテモモクエ。スニョありがと!桃食え〜!」
DK「結局桃じゃんㅋㅋㅋ」
ソクミンと顔を見合わせて笑ってるなまえとは裏腹に、ジョンハニヒョンは少しむすっとした表情でなまえを見つめる。
JH「オッパに冷たく無い?ねぇ、なまえちゃん?俺はちゃんとミンギュに言わないって約束守ってたのになー。」
「…すみませんでした。取り敢えず桃食え。」
だからどんだけ俺らに桃食わせようとしてんのさ!
まあいつものなまえで良かったよ。
DK「でもさ、ヌナがあんなに歌上手いとは思わなくてびっくりしちゃったよ!」
SC「おい!」
DK「…あ。」
WZ「…ばか。」
まだなまえ本人には加入してほしいって話はしてない。取り敢えず見てもらってから決めて欲しいと思ってるから。
それにジフニが盗聴したことも、もちろん知らない。
「…なに?もう1回聞く?なんなら皆んなで歌う?皆んなで桃色のファンタジーしちゃう?」
MG「一杯やってく?みたいな言い方やめてㅋㅋㅋ」
良かったなまえがバカで。
SC「なまえ?」
「なに?今日もイケラクだな!」
SC「ありがとㅋㅋㅋ」
DK「イケラクってなに?」
MG「イケメンなラクダ。」
WZ「やめろㅋㅋㅋ」
なまえの頭の中ってどうなってんのかな?
常に楽しい事でいっぱいなんだろうなきっと。
だから、こうやって周りにいる俺らも自然と笑顔になるんだろうな。
SC「いつ見学来る?」
「キムミが良いって言ったら行く!」
JH「何でミンギュが決めるんだよ。」
MG「こいつがバカだから。」
早くなまえに俺ら…、俺の踊ってる姿を見せたい。
そして、かっこいいって言ってもらう!
JH「なまえが来るの楽しみにしてるね!」
「ジフナを見に行くんだよ。」
WZ「俺かよ。」
なまえの推しはジフニかよ。
DK「ねぇ、ヌナの着てるTシャツってミンギュの?」
「ん?違うよ!え、何キムミも同じの持ってるの?」
MG「持ってる。」
「真似すんなよ〜!」
MG「してないわ!」
俺も同じの買おうかな。
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