耳に残る歌声
「おはよ」
タクトにスガタやなまえ達も挨拶をする。
「聞いたよ。今朝もやつらが動いたんだって?」
スガタが心配そうに言う。
「あそこでの事は、結局全部幻だったんだよね?」
ワコが言う。
「けど、ワコの歌声は今も耳に残ってる」
「うぅ…」
「(ワコ…?)」
様子の違う2人にスガタはほんの少し目を丸くした。
「おっはよー!」
「あ。おはよ。ルリ!」
「おはよ」
「両手に花とはお邪魔かな?」
「おっと。私もお邪魔だったかなぁ?」
にやにや顔のルリとなまえにワコは頬を染めて追いかける。
「ちょっとー!そんなんじゃないよー!なまえまでー!」
「へぇ。ワコ歌ったんだ。悪くなかったろ?」
じゃれあう3人を目で軽く追いながら、スガタはタクトに問う。
「あぁ。決めたよ。やつらのサイバディは全部僕が破壊する」
タクトは確かな意志の籠った瞳で告げる。
前へ|次へ
戻る