1.

皆さん大ニュースです。
吉報です。
なんと私のルクシオが、長い月日を経て、遂に、レントラーに進化したのです!
わーい! ぱちぱちぱち!

「ルクシオ…、じゃない、レントラー!! おめでとうー!」

もふっ…!と、私は思わず抱きついた。
ああ、なんて今日はめでたい日!!
そう思った、次の瞬間。

バチバチバチィ!!!

「きゃーーー?!!」

なに!!
なになになに!?
一歩後ずさると、そこには私と同じように、目を見開いて驚いた顔をしたレントラーの姿が。
も、もしかして、これは……。

「静電気…だと……?」

私がそう呟くと、しゅん、とうなだれるレントラー。
可愛い……。じゃない。
どうしましょう。
なんということでしょう。
皆さん、大変です。
レントラーは強くなりすぎて、自分の持っている電気を調整できなくなってしまいました。
だってだって、普通のレントラーって、静電気の特性なんて無いはずでしょう?
ああ、さすが私のレントラー…。罪深い……。

「うーん…、レントラーにもふれないなんて、嫌だなあ…」

もふもふしたいなあ、もふもふ…。もふもふ…。


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