01
「ふぎゃ」どすん
「!…誰だてめぇ、どこから来やがった」
(悪霊が勝手に持ってきたのか?)
「いたたたたたぁ〜って、ん?え?【生】承太郎!?」
「何故俺の名前を知っている、てめぇも悪霊が憑いてるようだが、まさかてめぇの仕業じゃねぇだろうなぁ?」
状況がわからず絶賛思考停止中だが目の前の男、もとい空条承太郎が私ではなく背後の何かを見ている様に感じたのでゆっくり振り向いてみる。
「ひゃっ!お!おば!おばけっ!!」
お化けの類が苦手な私は涙目になりながら承太郎くんの後ろに回り込みしがみつく。
「おい…てめぇ」
その時遠くから声が聞こえてきた
「大丈夫…孫はわしがつれて帰る」
「これより奥へ行くことは禁止といったはずだぞ!危険だ…せ、責任がもてんっ!」
「いいから、わしに任せろ」
こ、この声は!ジョセフさん!
承太郎くんの影からのぞいてみる
「承太郎!おじいちゃんよ!きっとあなたの力になってくれるわ!おじいちゃんと一緒に出て来て!
あら?女の子も一緒なの?」
この声はホリィさんんん!
よくわからないがジョジョの世界に来てしまったようだ、、、、、、まじで!?
どうしよう!混乱だけど嬉しい!イケメン!
ってことはさっきのお化けと思ったのはもしやスタンドかなぁ?
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
承太郎とジョセフが顔を合わせる
「出ろ!わしと帰るぞ」
「消えな、およびじゃあないぜ…ニューヨークから来てくれて悪いが、おじいちゃんは俺の力になれない…」
いつのまにか承太郎はジョセフの義手の小指をもぎ取り投げた
「見えたか?気づいたか?これが悪霊だ」
ガシァアン!
承太郎は扉を閉めた
はっ!これからアヴドゥルさんとスタプラの戦闘じゃあなかったか…
危険だ!!
私はベットのある壁際まで後ずさった
「アヴドゥル、君の出番だ…孫の承太郎をこの牢屋から追い出せ」
「やめろ、追い出せと目の前で言われて素直にそんなブ男に追い出させてやる俺だと思うのか?逆に何がなんでも出たくなくなったぜ」
いやいや承太郎くん、ブ男って…
確かに顔面は承太郎くんの方がイケメンだけども(ゴニョゴニョ)
ドンッ!
「おまえのいう悪霊をアヴドゥルも持っている、アヴドゥルの意思で自在に動く悪霊!」
「悪霊の名はッ!
魔術師の赤【マジシャンズレッド】」
出ました!マジシャンズレッド!火の鳥!
カッコいいよね!
承太郎は炎によって壁に張り付けにされた、が
「つ…ついに姿を見せたか!」
ゴキュン
承太郎の悪霊がマジシャンズレッドの首を掴むとアヴドゥルの首にもくっきりと手形が出た
「予想以上に骨が折れそうだ、彼のパワーに、ヘタするとこちらが危ない」
彼らの身体って強靭そうだけど本当に人間かってくらい強靭だよね
確かにムキムキだけどさ!筋肉好きだからいいんだけどさ!
「このままだとお孫さんを病院に送らなければならないほど荒っぽくやらざるをえませんが」
「構わん、試してみろ」
「ムウン!赤い荒縄【レッドバインド】!」
炎が承太郎を捕らえ、辺りに火花が散り燃える
あっつ!
このままだと私も巻き込まれてしまう…!
とっさに腕で構える
その時、鉄格子から日差しが入り照らされベールに包まれたような感覚を感じた
これ…は…私のスタンド…?
振り返ると着物を着た綺麗な女性が立っていた
「承太郎!悪霊と思っていたのは生命エネルギーが作り出すパワーあるヴィジョンなのじゃ!名付けて…幽波紋【スタンド】!」
「熱さは音をあげさせる…オリを出たくなったかJOJO」
「同じ悪霊持ちとは親しみがわくが、テメェ…死ぬぞ」
悪霊持ちってことで私にも親しみわいてくれるかな!?
「おおおおお!てめーおれはもう知らんぞッ!」
あっ!もうすぐ終わるはず!
「見ての通り、彼を牢屋から出しました…が、あの奥にいる子もオリから出しましょうか?」
ドキッ!私の事だよね!?
「ウム、わしも見ておった…彼女もスタンドを使う人間のようだしのぅ
じゃが、やつの手先とゆう可能性もある」
やばいぞ、疑われている
なんとかしないと…
「私はDIOの手先でも何でもありません!どうか仲間に入れてくださいッ!」
あれ?むしろ怪しくない?
やっぱりあのあと、たっぷり調べられ詰められました…
肉の芽は無いとかじゃあ何故その名を知っているとかまぁいろいろですよ
そりゃあ、いきなり確信のDIO様発言は疑うよね
今は場所を移してトリップしてきた経緯を話している所です
「なるほど…にわかには信じがたいがその手に持っている本とゆう証拠があるからには信じせざるを得ないとゆうのもある」
「ほぅ…だからテメェはおれの名前を知っていたんだな」
「そりゃあもちろんですよ!皆さんは私の憧れ、心のオアシスですから!」
漫画本もついてきてくれて良かった!これがなきゃ信じてもらうのに更に一苦労、最悪消されてたかもしれない...
まだ半信半疑ってとこだろうけど、これから疑いが晴れるよう努力しよう!うん!頑張る!
「そういえばちゃんとお名前を聞いていなかったわね、あたなのお名前は?」
「名字名前です」
「や〜ん、可愛い〜♪」
ホリィさんの方が全然可愛いですよ!こんなお母さんとか羨ましすぎる!
ジョセフさんがディオやジョースター家について説明してる
まぁ私は知ってるので見守ります
しかし皆さん身長でかいなぁ
ホリィさんも女性とはいえ、日本人じゃないし
私だけ妙に浮いてる、とゆうか存在感が薄い…
やっていけるかな…
いや、やるんだ!せっかくこの世界に来れたんなら一皮向けて、生きる価値を熱くなれる信条を見出したい!
あっ承太郎くんの首元セクシーだなぁ
ーエジプトー
「ヌゥゥまただ…また何者かに見られている感触を味わった…ぞ
やはりジョナサンの子孫か…宿命ともいうべき…か」
「DIO様、予言に不可解な暗示が出ておりますのじゃ」
「なんだ、エンヤ婆」
「『異世界より招かれし太陽の子が決着への鍵』と出てますのじゃ」
「異世界より招かれし太陽の子…?ほぅ面白い、そいつを探しだして連れてくるよう仕向けるんだ」
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