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ーDIOの館ー
「太陽の子…なかなか面白いじゃあないか、このDIOが唯一避けている太陽…それが手に入ればおれは完全なる支配者となる!そうだろう?ツクヨミ」
「はい」
「もう一度話しがしてみたい」
「仰せのままに」
ー船上ー
ここは…私はベット上で寝ていたようだ
上体を起こすとイスに典明くんが座っていた
「起きたのかい?体は大丈夫?眠りについて少ししかたってないけど」
あれ?なんかデジャブ?
「私…どうしてここに?」
「僕の怪我を治してくれた直後に気を失ったみたいだったからそのまま運ばせてもらったよ」
おー思いだしてきたぞ…
確かダークブルームーンを倒したあと船の上に戻ったら典明くんの袖に血がついてるのが見えて慌ててかけよって治癒したんだっけ
んで緊張の糸が切れたのか急に強い眠気に襲われて眠っちゃったんだ…
「あ…ありがとう、運んでくれて」
1度ならず2度までも!倒れて運んでもらうなんて!重くなかったかな!?
2度あることは3度あるって言うし念のためダイエットしておこう
ドドドドドドドドドカーン!
「な、なんだ!?何事!?」
「(元)船長が爆弾を仕掛けてるかもしれないってジョースターさんが言ってたんだ!それが爆発したのかもしれない!」
「!」
私たちは急いで甲板に向かった
「みんな早くボートに乗り移れッ!」
「近くの船に救助信号を出せッ!!」
ザザザザザバァーッ
夜が明け、ジョースター一行と船員達は脱出用ボートで救助を待っていた
ぐーすぴー
名前は僕の肩によりかかって眠ってしまった
こんな状況とはいえ何か得した気分だ
しかし殺気に似た視線を感じる…
「承太郎、僕に何かついているかい?」
「何のことだ」
「こっちをずっと見ていたからさ」
「…気のせいじゃあないのか」
承太郎は帽子を深くかぶりなおした
(無意識だった…これは重症のようだな)
(もしや承太郎も…譲る気はないけどね)
「み、み…みんみんみんなあれを見て!」
ドドドドドド
「おおーッ」
「貨物船だ!いつの間にこんな近くにッ!」
「タラップがおりているぞ、救助信号を受けてくれたんだッ!」
「名前ちゃん起きて、救助船が来てくれたみたいだよ」
「ん…う…」
重たい目を開けると典明くんの顔が近くにあった
「ひょッ!」
びっくりして変な声が出てしまった
心臓ばっくんばっくんしてます
なんて破壊力…!
みんなドカドカとタラップをあがっていく
私の番になった
うーん、揺れるし足元が落ち着かないな
うまく渡れるかなぁ
「お手をどうぞお姫様」
「!?」
私は思わず後ろを振り返るがいたのは承太郎とジョセフさん、その後ろにあの女の子だ
となると…
「私?」
「そうだよ、落ちないように引っ張ってあげるよ」
「あ…ありがとうございます」
ニッコリ笑う典明くんを見て、顔から湯気が出るんじゃないかってくらい赤くなりながらその手を握りかえした
むむ?ここは…ストレングスか!
ってことは…
「アヴドゥル!その水兵が危ないッ!」
「シールド!」
ガキンッ
ふ〜、よしよし
どんな攻撃が来るんだったか思いだせなかったけど間に合ってよかった
「だれも、あの操作レバーに触らないのにクレーンが動いたぞ!?」
「い…いったい何だ…」
船員達はどよめいているが私達にはこれがスタンドによる攻撃だと分かった
むしろ私はスタンドの本体も知ってる
だからこそ無関係な人を傷つけないために守らなければ
私はスタンドの本体が入っているあの檻がある部屋まで足を運んだ
部屋に着くと誰もいなかった
部屋の中にはオランウータンが入ってる檻がある
「私はあなたがスタンド使いだとゆうこと、この船がスタンドだとゆうことが分かっている、観念なさい!」
そこでひとつ気づいたことがある
私攻撃系のスタンドじゃあないじゃん!
誰かを呼んでおくべきだった
くっ…なんとかするしかない!
ビシィッとハリセンをヤツにつきつけてやった
すると自分がスタンド使いだと知っていることに驚いて、自分より格上だと悟ったのか両手をあげて降参のポーズをした
「聞き分けのいい子ね、私はシールドを張れるから攻撃しようとしても無駄だよ…大人しくしていてね」
そう言って近くに誰かいないか探すが、こういう時に限って誰もいないんだよねー
するとオランウータンが股間を押さえてもじもじし始めた
「何?どうしたの?」
オランウータンはジェスチャーを始めた
「…放尿?…恥ずかしい?…見ないで?」
オランウータンはコクコクとうなずく
「ああ!放尿したいけど恥ずかしいから後ろ向いててってことね!」
オランウータンはその通りという顔でうなずく
「わかったわ」
知力があれば羞恥心もあるかと思って素直に聞いたのが間違いだった
オランウータンに背中を向けた途端、何かに押し倒された
振り返ると檻に入ってたはずのオランウータンだった
は・め・ら・れ・た
オランウータンにはめられたー!私のバカ!
オランウータンは興奮した様子で、私の服は破いた
「ぃ…いやああぁぁあぁぁ!」
ヤられる…!
そう思った時
オラァ!
この声は…!
いつもピンチの時に助けにきてくれるスタープラチナ!もとい承太郎!!
「承太郎!そいつがスタンド使いでこの船自体がスタンドだよ!気をつけてッ!」
「ああ任せな!」
すったもんだあって承太郎が勝ちました
仕組みさえわかってしまえば承太郎は無敵だ
本体が強いっていいな!
私なんか私なんか…うう…
「名前、怪我はないか?」
そう言って承太郎は自分の学ランを私に着せてくれる
「はめられた…」
「!?ハメられた…だと?あのエテ公にか?」
「うん…ずびっ」
「…どこをハメられたんだ、俺が上書きしてやる(どこまでヤられたんだ?まさか最後まではヤられてねぇよなぁ?とりあえずもう1発殴っとくか)」
オラオラオラオラァ
「あのね、恥ずかしいんだけどその…オランウータンに騙されたの!素直に観念したのかなって思ったらそれは演技で後ろ向いた時にガバッと襲いかかってきて…ああ!こんな簡単に騙されるなんて!」
「ヤられてはいねぇんだな?」
「ん?ヤられてはいないよ?」
ゴゴゴ グニョグニョ
「この船はもう沈むぞ…立てるか?」
「ごめん、腰抜けて立てないかも」
「行くぞ」
承太郎は私を抱えて歩きだした
無論、お姫様抱っこである
「ちょ!承太郎!」
「黙って掴まってろ、落ちるぞ」
そんなこと言われてもッ
顔が近いんですけどーッ
ふとダークブルームーンを倒した時のキスを思いだしてしまった
あああああ!唇にしか目がいかない!
あれは人命救助、これも人命救助
これは人命救助、あれも人命救助
私は目をぎゅっとつぶって高鳴った鼓動を落ち着かせるために必死で念仏のように唱えた
みんなは先にボートに戻っていたようだ
「承太郎!名前!無事じゃったか!」
「名前、何かあったのか?」
「承太郎が(助けに)来たけど、(オランウータンに)はめられて足腰立たなくなっちゃって」
「「ハ、ハメられた〜!?」」
「おい承太郎!」
「どうゆうことだ!説明しろッ!」
「やれやれだぜ」
このあとちゃんと説明しましたよ
念仏で頭いっぱいだったわ
ごめんね承太郎!
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