番感覚
「お前は番に会う事は出来ない。」
襲ってきたのは、恐ろしい程の飢餓感ーーーー
空腹とは別の…
消し去る事の出来ない『飢え』
それこそが、αたる俺を定義づけ、αたらしめる。
Ωとは、そういう存在。
番の側にいられないという事が、俺にとって1番の絶望だった。
「君の想いは特に長いし暗いし重いしグロいし…ホント、私の事、めっっちゃ好きじゃんか!!」
「っ…!ハァ?そうだよ!俺はなぁっ、拗らせてんだよ!あの時の俺がどれだけ、お前に会いたかったかーーーー」
「私だって会いたかったよ。君の事、もっと早くに知ってたら…ごめんねっ…私だって多分ずっと君に会いたかった…!」
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解せぬ花