轟ガチ勢同担拒否過激派王子様系主2

「おい反射野郎!」
「何ー?」
「…………今日てめえ晩飯どうすんだよ。」
「どうって適当に何か作るけど。」
「〜〜〜っ、な、何か作ってやっても良いっ!」
「本当?助かる。」
「!!つ、ついでだからな!何が食いたいか決めとけクソが!」
「あぁ。……あ!轟!」
「ッチィ!!」
「苗字か。何だ?」
「クソ舐めプ野郎こっち来んな!」
「轟は晩御飯どうすんの?」
「蕎麦食いてえんだが乾麺しかねえんだよな…あんま美味くなくてどうしようか考えてる。」
「…………。」
「なら俺が打ってやるよ蕎麦。」
「アァ!?」
「本当か。」
「任せてくれ。こんな時のために研究と練習を重ねてきたんだ。そこら辺の老舗には負けない自信作をご馳走してみせる。」
「ありがとう苗字、楽しみにしてる。」
「テメェ俺との約束は…!?」
「あ、うんそういうことだから爆豪ごめんな。」
「ハァア!?」
「気にかけてくれてありがとう。でも俺の分作るのも面倒だと思うしさ、また今度頼むよ。」
「ッッッッテメェら纏めてぶっ殺す……!!!!」

「どう足掻いても苗字くんが悪いよね。」
「うん…でもあそこまでベクトルが轟くんに向いてるの分かってるのに苗字くんを気にするかっちゃんも相当だよね。」
「轟くんもワザとかと思うわ…。」
「あれ天然だからね…。苗字くん蕎麦打てるのなんて轟くんのためだけにわざわざ勉強しただけでたまたまだからね…。普通は打てないしそもそも材料常備してるってどういうこと。」
「こわ、苗字くんこわ…。」

「あっ、爆豪も蕎麦食べる?」
「っんで俺が蕎麦なんかを!」
「大丈夫だ蕎麦なら俺がいくらでも食べる。」
「!要らねえなんて言ってねえだろ食うわ!不味かったら承知しねえからな!!」
「はい召し上がれー。」

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