轟ガチ勢同担拒否過激派王子様系主

「轟。」
「何だ?」
「写真撮ってもいい?」
「?…いいけど何でだ?」
「え、何で?」
「?」
「あっ、ピースして。ちょっと俯きながら目線こっちで。うんそれ、最高にいいよ。」

「ねぇデクくん。」
「麗日さん?どこ見て…って苗字くんか。」
「苗字くんって顔いいやんか。」
「う、うん?」
「頭も悪く無いし、口も悪く無いし、優しいし、ぶっちゃけ王子様みたいな人って思ってたけど。」
「うん…。」
「轟くん関わった時だけすごく残念よね。」
「爽やかな分余計ね。苗字くんにとったら真面目なんだろうけどギャグにしか見えないし、轟くんの天然も通用しないから凄いよね。」
「あれ他クラスから見たらただ仲良しなだけに見えてるらしいんよ。」
「毎日見てたらおかしいって分かるんだけどね。昨日なんか帰る時轟くんの鞄、苗字くんが持ってたからね。」
「どこ目指してるんやろ…というか何で轟くんなんだろうね。」
「ね……。苗字くんが異常な事に気付いてない轟くんも凄いよね。」
「あの二人何なんだろ本当に…というか苗字くんが何なの…勿体無さすぎる…!」

「ねえ轟。これ待受にしていい?」
「流石にそれはやめてくれ、もっとそれっぽいのあるだろ動物とか。」
「俺にとって愛くるしいのが轟だから問題ない。」
「え、じゃあ、いいのか…?」

「あかん、轟くん丸め込まれてる。」
「強すぎるよ苗字くん…!」

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表に置けるほど持続する自信無いのでこっちに置きます。もしかしたらちょこちょこ増やすかもです。

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