ほのか

△ほのか△
小さな古民家のパン屋の店主。
幼顔だが20代後半。
包容力があり寛容、柔らかな笑顔がトレードマークで、そんな彼女を慕う人は多い。
白銀のリボンのチョーカー、それを留めるブリキと赤いプラスチックでできた飾りをいつもつけ、持ち歩いている。
どちらも彼女の大切な者たちの形見。

ご近所のげんのことは、彼の小さなころから知っていてお姉さん的存在でありよき理解者。
げんとの恋バナが楽しいご様子。
機能不全の家庭で育ち、孤独な子供時代を過ごす。
摂食障害を患っていたが、今は寛解。
数年前、この町に越してきたふじのぶに通じるものを感じ、以来彼の事を気にかけている。

「ほのか」は本当の名前ではないようだ。


more…