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師匠の家の縁側で昼寝をするような心地良さだった。
「おい」
何か聞こえた気がするけれどまだ寝足りないんだ...。
「おいっ!!」
もぅ、五月蝿いなあ。
「起きろみゆ!!」
「ひぃっ!はいっ!」
師匠から拳骨がとんでくると思い無理やり目を開いた。
すると師匠と似てるけど似ていない玄弥の顔があった。
あれ、何があったんだっけと思いふけていると玄弥が説明してくれた。
「お前がいきなり寝だしたから抱えてたんだよ」
呆れたように彼は言った。
「...ありがとう」
たぶん休めなかったら生き残れないから感謝した。こんな場所で死ぬわけにはいかないのだ。
「また夜が来る、鬼がくるとおもうから気をつけろよ。一緒にいくか?」
玄弥は心配そうに手を差し伸べてくれる。
甘い優しさにすがろうかと考えたが、師匠と約束したから1人で頑張るよとつげて別れて歩き出した。