一條くんと開発05
「蒼生、何す…んぁっ」

突如、乳首に小型の無機質で振動するものが当てられる。

「あっ、やらぁっ、ひっ…」

蒼生は躊躇することそれの振動を大きくし、テープのようなもので乳首から外れないように固定する。

「ぁ、はぁっ…あんっ」

今までにない刺激に立っていられず、崩れ落ちる。壁に背中をつけ、座っているのがやっとだ。

「気持ちよさそうにしちゃって…そんなにローダーが気持ちいいの?」

グリグリとローダーを押し付ける蒼生。

「あっ、やらぁっ…らめ、壊れる、壊れちゃうっ」

上手く呂律が回らない。いや、それどころか頭がぼーっとして、物事が考えられない。

「もっと乱れて、もっと壊れて…」

悪魔の囁きが俺を揺さぶる。
今の俺の頭の中には“嫌だ”という思いが消えていた。それどころか、“もっと”と求めかけている。

「ほら、欲望に素直になっていいんだよ…」

耳元で囁きながら片手でローターを弄び、もう一方の手股間を下着の上から扱く蒼生。

「あ、あんっ…ぁ」

ビクビクと体が痙攣しはじめ、呼吸も荒くなっていく。

「どうしたの?そんなにビクビクしちゃって」

言葉とは裏腹に扱く手は止まらない。

「あっ、はぁ…んあ、出る、出ちゃうっ」

頭が真っ白になりそうだった。
乳首と股間の両方を同時に責められ、おかしくなっていく。

「何が出るの?」
「せいし、精子出ちゃうっ」
「うん、そっかぁ。
…合格だよ、圭太くん」

ラストスパート、と言わんばかりに扱く手を早め、ローターを最大にし絶頂へと導く蒼生。

「んぁっ、ああんっ、はぁ…ぁっ、ぁ」

完全に壁に体を預け、脚を大きく開いて蒼生の愛撫を受け入れる。 

「ほら、イきな!」
「ああああっ」

蒼生の言葉と同時に白い熱いものが勢い良く飛び出した。
 
「あ、ぁ…」

それは俺の下着を汚し、下着の隙間からこぼれ落ちていく。

「これ、気持ち悪いから脱ごうか。」

蒼生は精液でビショビショになった下着を脱がす。すると、広い出口を見つけた精液が溢れ出した。

「ふふ、いっぱい出たね。」

愛しそうにそれを見つめる蒼生。その目にはまだ妖しい光が宿っていた。

13/13
しおりを挟む
ミドル・シフォン