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「一年がたった三人って少なすぎねえ?」
「じゃあオマエ今まで呪いが見えるなんて奴
会ったことあるか?」
「んー……ねえな!」
「それだけ少数派なんだよ。呪術師は。」
「っていうか俺が三人目って言ってなかった?」
「入学は随分前に決まってたらしいぞ。
こういう学校だしな。何かしら事情があんだろ。」
「お待たせー」
昼間の原宿駅前で悠仁と恵がガードレールに
それぞれ座るのと寄りかかっていると
少し遅れて五条と雨寧が来た。
「(雨寧さんすげぇ不機嫌…
五条先生が無理矢理連れてきたんだな…)」
「おっ、制服間に合ったんだね。」
「おうっピッタシ!
でも伏黒と微妙に違ぇんだな。」
「制服は希望があれば色々いじって貰えるからね。」
「え、俺そんな希望出してねえけど。」
「そりゃ僕が勝手にカスタム頼んだもん。」
「……ま いいか。気に入ってるし。」
「気を付けろ。五条先生こういう所あるぞ。
というか、どうして雨寧さんも一緒に?」
「原宿デートなんて早々出来ないでしょ?」
Σ「え!?あ、そーいう?」
「違うから。」
悠仁が察したように言うと
雨寧は間髪入れずにそれを否定した。
「なんで教師でも無い私まで…、
今日はオフでゆっくりしようと思ったのに…」
「えーだってカワイイ後輩の顔見たいでしょ?」
「何も今日じゃなくたって…」
雨寧は淡々と答えながら仕方なく五条悟について行く。
二人のやり取りを慣れた様子で聞き流す恵と
仲が悪いのかと交互に見る悠仁。
するとクルッと五条が悠仁の方を向いた。
「自己紹介まだだったよね?
僕の後輩の安曇雨寧。美人でしょ?」
「困るような紹介やめて下さい。
…安曇 雨寧。雨寧でいいから宜しく悠仁。」
「宜しくお願いします!」
「んー」
「、どうしました?」
雨寧はぐいっと悠仁の顔に自分の顔を近付け
ジッと見つめて考える仕草をする。
「悠仁さ、どこかであった?」
「え?いや、初対面だと思うんだけど…なんで?(汗)」
「だよねー。気にしないで。」
そう言って雨寧はパッと悠仁から離れる。
悠仁は整った顔立ちの雨寧が近くて
然も良い香りがするものだから少し顔を赤くしていた。
「何 雨寧 新手のナンパ?
ダメだよ。僕の生徒に手を出しちゃ。」
「出しませんよ。やめて下さい生徒の前で。」
悠仁の前とは違って五条には冷たくあしらった。
そして四人は竹下通りを歩き進めて、
途中で悠仁はポップコーンやクレープを買っていた。
さらにヘンテコなサングラスまでかけ変人に見えて
伏黒は隣で歩きたくなかった。
そして食べながら目的地に着くと
高専の制服を着た女の子がスカウトマンのおっさんに
自ら声を掛けて「私は?」と自分を勧めた。
おっさんは困惑して離れようとするが
女の子はおっさんの首根っこを掴み
状況的に生徒で無ければ関わりたく無い状況だ。
「おーい。こっちこっちー。」
呼ばれた女子と合流して
手荷物が多かった為一度駅のロッカーに預ける。
そして五条悟と生徒 一年は三名全員揃った。
「釘崎野薔薇。喜べ男子紅一点よ。」
「俺 虎杖悠仁!仙台から!」
「伏黒恵。」
野薔薇は挨拶した二人を見ると偏見の眼差しを向け
あからさまに大きな溜息を吐く。
「はあぁ…私ってつくづく環境に恵まれないのね。」
「人の顔見て溜息ついてる(汗)」
「というか、同級生がこいつらなら
この人は誰なんですか?まさかこの人数で副担任とか?」
「いやいや、彼女は僕の後輩の呪術師。
今日は一年生初めて揃う日だから見にこさせたの。」
「安曇雨寧 宜しく。」
「どーも。」
「ほら、私来たら気まずいじゃないですか。
言ってみれば部外者ですよ。」
「そんな事ないよー。
皆んな優秀な先輩なんだから敬いなさいっ」
「尊敬の強要は面倒くさがられますよ。
はー…表参道で買い物しようかな…」
Σ「表参道!?」
雨寧がポツリと言うと野薔薇が目を輝かせた。
「ダメダメ。もっと良いところ行くよ。」
「これからどっか行くんですか?」
「フッフッフッ せっかく一年が3人揃ったんだし、
そのうち2人がおのぼりさんときてる。
行くでしょ 東京観光!」
「え"(汗)」
虎杖と野薔薇の顔がキラキラと輝き
その後ろで伏黒は面倒くさそうな表情をする。
雨寧はハイテンションな2人の反応に
五条の考えが読めてるのかやれやれとした表情だった。
「TDL!TDL行きたい!」
「バッカ!TDLは千葉だろ!中華街にしよ 先生!」
「中華街だって横浜だろ!」
「横浜は東京だろ!」
「それでは行き先を発表します。」
五条悟が発表しようと手をかざすと
虎杖と野薔薇は片膝をつき待ち構える。
「 六本木 」
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