叫び声
▽
【はぁ…!はぁ…!!はぁ…!!!】
一年中雪が降り注ぐ国で炎が町を照らした
【熱い!痛いよお母さあ〜ん!!】
【どうしてこんな…!!あの子が勝手に!!】
【そうだ!俺たちに近寄ったのはあの悪魔だ!!】
【だから王族と関わるなって言ったんだ!!】
【ウチまで火が移ったぞ!どうしてくれる!!】
【助けてぇええええ!!】
【死んじゃうよ!!!】
【アメリィイイ〜ー!!!】
お前は一族の恥だ
平民と関わるなど病気が移ったらどうする
汚らわしい
獣の臭いがして不愉快よ
お父様…!お母様どうして町の人を殺したの!!
もうお前に母親と呼ばれる筋合いはなくてよ
お母様!ここ暗くて怖いよ!出してよ!
あの娘は死んだ
王位継承は妹のマリーに
やったぁあ〜!
あいつは地下にでも放り込んで
国中には死んだとでも伝えておこう
そう言って私の家族は私を閉じ込め、
私と関わった平民を全員処刑した
あの時何度も何度も呼ばれた私の名前は
燃え盛る炎と共に空に響いた
ーーーーーー…*°
「うあああああああ!!!!」
Σ「!!?」
キジを狩って持ち帰っている道中
海岸沿いにある洞窟の中から叫び声が聴こえて
思わずビックリしてキジを雪に落としてしまった。
高い子どもの声だったから思わず海岸まで走って向かった。
近くまで来ると叫び声はあの一瞬で
あとは波の音しか聞こえない程 静かだった。
「……」
こんもりと雪が積もっていてこの寒さだ
少し時間を置いたって鮮度が落ちるわけもない。
私ははキジを置き、散弾銃を握り締めて
ソッと洞窟の方へ歩み寄り中を覗き込んだ。
パチパチと焚き火の音が聞こえて影が見えると
自分と同じぐらいの子どもが倒れていた。
「大変…!」
思わず駆け出すと子どもは倒れて
スヤスヤ眠っているだけだった。
とはいえこんな場所で眠っていたら凍死する。
何か焦げ臭いと思ったら魚を焼いていて
食べる前に力尽きたらしく丸焦げになっていた。
そして不思議なのはこの子どもの周りに
手術で使っていそうなナイフと
ハサミと糸 それにポーチが乱雑に置かれていた。
状況は全く理解は出来ないが、事態が事態。
私は直ぐにある男を呼びに行く事にした。
△
>【はぁ…!はぁ…!!はぁ…!!!】
一年中雪が降り注ぐ国で炎が町を照らした
【熱い!痛いよお母さあ〜ん!!】
【どうしてこんな…!!あの子が勝手に!!】
【そうだ!俺たちに近寄ったのはあの悪魔だ!!】
【だから王族と関わるなって言ったんだ!!】
【ウチまで火が移ったぞ!どうしてくれる!!】
【助けてぇええええ!!】
【死んじゃうよ!!!】
【アメリィイイ〜ー!!!】
お前は一族の恥だ
平民と関わるなど病気が移ったらどうする
汚らわしい
獣の臭いがして不愉快よ
お父様…!お母様どうして町の人を殺したの!!
もうお前に母親と呼ばれる筋合いはなくてよ
お母様!ここ暗くて怖いよ!出してよ!
あの娘は死んだ
王位継承は妹のマリーに
やったぁあ〜!
あいつは地下にでも放り込んで
国中には死んだとでも伝えておこう
そう言って私の家族は私を閉じ込め、
私と関わった平民を全員処刑した
あの時何度も何度も呼ばれた私の名前は
燃え盛る炎と共に空に響いた
ーーーーーー…*°
「うあああああああ!!!!」
Σ「!!?」
キジを狩って持ち帰っている道中
海岸沿いにある洞窟の中から叫び声が聴こえて
思わずビックリしてキジを雪に落としてしまった。
高い子どもの声だったから思わず海岸まで走って向かった。
近くまで来ると叫び声はあの一瞬で
あとは波の音しか聞こえない程 静かだった。
「……」
こんもりと雪が積もっていてこの寒さだ
少し時間を置いたって鮮度が落ちるわけもない。
私ははキジを置き、散弾銃を握り締めて
ソッと洞窟の方へ歩み寄り中を覗き込んだ。
パチパチと焚き火の音が聞こえて影が見えると
自分と同じぐらいの子どもが倒れていた。
「大変…!」
思わず駆け出すと子どもは倒れて
スヤスヤ眠っているだけだった。
とはいえこんな場所で眠っていたら凍死する。
何か焦げ臭いと思ったら魚を焼いていて
食べる前に力尽きたらしく丸焦げになっていた。
そして不思議なのはこの子どもの周りに
手術で使っていそうなナイフと
ハサミと糸 それにポーチが乱雑に置かれていた。
状況は全く理解は出来ないが、事態が事態。
私は直ぐにある男を呼びに行く事にした。
△