世界概要



○環境
地域によって寒暖差はあるが島全体が豊かな自然に覆われている。水も豊富。
定期的に地域ごと災害が起きるが、どこも飢饉に陥ったことは一度もない。
気温は温暖で、島北部(火の国は除く)のみ冬季に雪が降る。

○信仰
島に言い伝わる木・水・火の三神が崇拝対象。
火の神は火の国を、水の神は水の国を中心に信仰されている。
木の神のみ中心となる信仰地はないが、火・水と共に広く崇められている。

○その他
魔法はなく、守護獣を介して自然現象に関与し、魔法に近い力を使役できる者がたまにいる(アレスの火、ポルの水など)。
魔法を操る生物は守護獣のみに見られ、野生では確認されていない。

○語句について
・守護獣
島国で産まれた赤子が、手に握り締めた丸い卵状のものから産まれる獣。
地域にもよるが、握られた卵は区域ごと長が管理し、大抵五歳の時にその持ち主に返され、獣が産まれる。
哺乳類・鳥・妖精など種類は様々で、寿命は主である人間と同じ。

・御大樹
ヌアの傍らに広がる森の一角に聳え立つ、空にまで幹が延びている巨木。ヌアの村の人々、ならびに森に住む小人族の神木とされている。

・緋象石
アレスが持っている赤い石。時折見たいと望む風景を映し出す不思議な石。アレス以外は使えない。

・蒼詔石
ポルが持っている青い石。時折旅の行く先などを言葉で予言する不思議な石。ポル以外は使えない。

・翠憧石
島全土に伝わる昔話にでてくる緑色の石。どの話でも決まって島を作った神(女神)が手にしている。一説では島そのものを象ったものともされている。

・予言
ある予言者によって大国(火の国・水の国)にもたらされた神の意思。「神子の意志が大いなる力をふるい、意思はこの島に粛清を与える」と告げられている。


○地名
・ヌアの村
島の最南端に位置し、周囲を深い森に囲まれた小さな村。村人は全員村原産の「黒曜石」という魔除けの石を複数身に付けている。
ただし身に付けるのは村の内部のみで、村外では外す決まりがある。
村民の生活は自給自足で、交流も隣村とのみなので世界からの認知度は低い。
守護獣は獣類が多い。
ルカやイルナの故郷である。

・火の国
島の北東を領土に持つ二大国家のひとつ。貴族社会。
科学技術が発達しており、人々の暮らしにその恩恵が渡っている。
白塗りの家屋が多いのが特徴。
守護獣は“火”の魔力を持つ鳥や馬が多い。

・水の国
島の北西を領土に持つ二大国家のひとつ。武族社会。
戦闘技術に長けており、大から小、複数の部族がある。
黒塗りの屋根の家屋が多いのが特徴。
守護獣は“水”の魔力を持つ亀や妖精が多い。

・マガハラの里
島の東南東の森にある隠れ里。外界との交流を徹底して断絶している。
縦社会。
独自の文化を持ち、文字の書き方が若干異なる。里人は全員髪が黒いのが特徴。
守護獣は夜行性の生き物が多い。

・風の央都
島のほぼ中央に位置する流通拠点。
独自の統治システムを持っており、二大国と正式には中立の立場である。
島中の書物を揃えた大図書館があり、知識の中心地としても名高い。


24と34の世界と同じ世界で存在している。24の世界は主に大陸側の出来事で接点が少ない。34の世界より過去の話である。


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