
唯(赤ずきん)「……何だよコレ」
緋雅哭(お婆さんという名のお母さん)「有名な童話のパロディーよ!」
ルーフィド(お母さんという名のお父さん)「似合ってますよ唯」
唯「や、似合ってる以前に……赤ずきんって女だよな?」
緋「ゆーゆーなら余裕☆」
唯「何がっ!?……とりあえずお婆さんのお見舞いにいぃぃ……っ!!!」
緋「お婆さんじゃなくてお・か・あ・さ・ん☆(ほっぺギリギリ)」
唯「ひゃ、ひゃんでわじゃわじゃひゃひゃおひゃのひはいに……(な、何でわざわざ母親の見舞いに……)」
緋「言ったでしょう?これはパロディー!これは想像!これは架空!てなわけでいいことゆーゆー?お母様にお見舞いしにきてね♪」
ル「無理矢理ですね」
+++
ル「それでは赤ずきん。これをお母さんに持って行ってあげて下さいね?」
唯「…………」
ル「そんな切な気な顔をしないで下さい。ほら、一種の遊戯と考えれば気が楽ですよ?」
唯「……行ってきます」
ル「行ってらっしゃい。あぁそれと、道中に悪い狼が出るそうですから、気を付けていくんですよー?」
唯「……違和感しかない」
+++
唯「え〜っと……出てきたはいいけど、これからどうすればいいんだ?」
???「赤ずきんちゃん、赤ずきんちゃん」
唯「・・・ちゃん付けはやめてくれ」
狗縲(真っ黒な狼)「だったら赤ずきん……これでいいかな?」
唯「……まぁいいか。えっと、なんのよーですかおーかみさん(棒読み)」
狗「こんな森の中を通って一体何処に行くんだい?」
唯「おば、おかーさんがびょーきだからおみまいにいくんだよ(棒読み)」
狗「そうなのかい?だったら、あそこに咲いているお花を摘んで持って行ったら、お母さんも喜ぶんじゃないかな?(指差し)」
唯「(指差した方を見て)………………まーきれーなは……な……(震える棒読み)」
狗「……無理してるね」
唯「何で……!何で男がこんな台詞言わなきゃならないんだ……チクショウ……!!」
狗「……不憫。それじゃあ気を付けてお見舞いに行くんだよ?」
唯「……はぁい」
狗「…………」
唯「……ん?どうした狗縲?」
狗「今は狼だよ赤ずきん。ほら、早く花を摘まなくちゃ」
唯「え゙?摘むの?」
狗「……摘まなきゃお話にならない」
唯「チクショウ!!」
狗「……悔し泣きも、いい」
+++
唯「くそぅ……くそぅ……ぐ、これで終わり、終わりなんだ。ああそうさ終わりなんだ。だからさっさと……えっと、この家だよな……」
トントン。
???「……どなた?」
唯「おば、おかーさん!オ……ぼくだよあかずきんだよー……(力ない棒読み)」
???「……お入り」
ガチャリ
唯「おば、おかーさんおみまいにきたよ。これをたべてげんきだして(やっぱり棒読み)」
???「あらあらありがとうね赤ずきん。ほら、こっちへおいで」
唯「うん……あれ?おば、おかーさん?どうしておかーさんの耳は……耳が尖ってるんだ……?」
緋「それは私だからさっ!きゃあ息子可愛いぞ!(ガバッ!)」
唯「ぎゃああぁぁあぁっ!!?何でヒナが出てくるんだよ!家に居るのはお婆さんを食べた狼のはずだろ!?」
緋「え?クルンならそこに居るわよ?お〜いクルン〜」
狗「はーい?(物陰からひょっこり)」
唯「普通に出てくるなよ!お芝居台無しだろ!!」
緋「フッフッフッ……甘いわねゆーゆー?二次創作というやつは普通から逸れることこそが普通なのよ!」
狗「……では緋雅哭様。あとはさっきの通りに?」
緋「オッケーオッケー」
唯「な、何だよ『さっきの通りに』って……」
緋「いやぁ、食べない代わりに『赤ずきんを好きにしていいよー』って交渉してみたの。そしたら即オッケー☆」
唯「オレはよくないっ!!」
狗「それでは……ごくり」
唯「ちょっ、ちょちょちょちょちょちょっと待てよ狗縲?何でそんなマジな眼して詰め寄ってくるんだよ……?狼役だろ?だったらベッドに寝てオレの質問に答えて……」
狗「そして赤ずきんをパクリ……嗚呼、なんて美味しそうな赤ずきん……!」
唯「ひいぃっ!目が!目が怖いです狗縲さん!爛々と輝いちゃってます!色々と危ない!危ないから……」
\あ・・・/
壁|′・ω・)=3ドンッ
↑
∧ ∧
゜+゚。(´▽`//)+゚
/いただきます☆\
ガリア(猟師@)「何でこんな芝居なんぞやらないかんのだ・・・マジふざけてやがる」
夜途乃(猟師A)「まぁまぁ、たかが猟師じゃないですかぁ」
ガ「まぁマシな役だけどよぉ……ぉ?なぁ猟師B」
夜「何ですかぁ猟師A?」
ガ「ありゃなんだ?(指差し)」
夜「(指差した方を見て)……どう見ても緋雅哭ことお母様ですねぇ?」
ガ「何でアイツ外に……!おい緋雅哭ぃ!」
緋『し〜〜〜〜っ!!(怒)』
ガ「うおっ!?な……何だよ急に……」
緋『ガルうっさいわよ!黙れ!口塞げ!息するな!今いいとこなのよ!』
ガ「最後の要求酷くねぇか?」
夜『何がいいとこなんですかぁ?』
緋『ふふふ……耳を澄ませばカントリーから聴こえてくるわよ?』
ガ『国から何が聴こえんだよ、てかお前は何を考えて……』
「……っ!…………!」
ガ『ん?何だ今の?』
夜『ちょっと苦し気ですねぇ?』
「……や……ぅ、ちょ……」
「……じょう……ね?……ほら」
「わ……!ひ、ゃ……!」
「怖が……で?……へ……きだから……ね?」
「……るい……あ、う!」
ガ「ツッコンでいいか?」
緋「ガルうるさいつってんでしょ、マジ黙んなさい」
ガ「じゃあ事情を説明しろ。この声は誰のだ?」
緋「赤ずきんと狼さん」
ガ「何で二人きりなんだよ?何で食べられ役のお前がここにいるんだよ?」
緋「やだ酷い言われ方ね」
夜「あのぉ……聞こえるよ?中に」
ガ「むしろ聞こえろだし。扉蹴破るぞ眼鏡」
緋「ちょっと!なにする気!今いいとこ……」
ガ「いいとこだろうがなんだろうが許せんっ!(バキャッ!)
おい!マセガキと黒いの!何やって……」
唯「(ハッ!)……!……!」
狗「あ…………」
ガ「……ツッコンでいいか?」
狗「……何?」
ガ「てめぇらは何をやっていらっしゃるんでしょうか?」
狗「何って……唯をボクとお揃いの、獣耳に尻尾をつけた姿にしてるだけ……ね?」
唯「うぅ……!い、や……」
狗「大丈夫……フサフサな耳も尻尾もすごく似合って可愛いよ・・・たべちゃいたいくらい(うっとり)」
唯「うわあああぁぁぁぁぁぁんっ///!!!(泣)」
ガ「…………」
緋「全く……何してくれんのよかしら?あんた……こんなことをして許されると思ってるの?ガ、ル?」
ガ「(ブルッ!)いや……だってあんな声を聞いたらよ!普通は、さ!そのなんだ!アレだろ?アレだと思っちゃうだろ!?」
緋「問答……無用ぉ!」
ガ「ぎゃああぁぁあぁっ…………」
夜「うっわぁ……カオス」
ル「もしもし?終わりましたか?(ひょっこり)」
夜「えぇ緋雅哭も満足したみたいだしめでたしめでたしですねぇ」
ル「それじゃあお昼ご飯でも作りましょうか。夜途乃さん達もいかがですか」
夜「それは嬉しいですねぇ。喜んでお客になりますかぁ」
唯&ガ「よくねえぇぇぇぇぇっ!!!!」
++++++
ちゃんちゃん。
