君たちは私の手のひらで踊らされていたのさっ
「ホクロくん」
「え、」
「久々だね!」
「なんだ黒子、知り合…ぅおっびびび美人?!」
「僕はこんな綺麗な人知りません、ですが僕をホクロと呼ぶ人は一人しか…」
「ホクロ君忘れたの?あの夜の事を!」
「黒子どういうことだ?!」
「火神君落ち着いてください、貴方は、そうか紺野さんですね」
「そんなに変わったかなあたし」
「変わりすぎです。赤司君からの呪縛がなくなったからですか」
「そ!もう奴の支配から開放され、晴れて高校からは義務付けられた眼鏡装備と三つ編みセットを投げ捨てたわ」
「そうですか、自業自得なんですけどね」
「失礼ね、こうやって同じ高校なんだから仲良くしてよね」
「それは嫌です」
「即答だと?さすがにやりよるな」
「さっきから俺を無視してんじゃねぇ!てか誰なんだコイツは」
「火神君いたんですね」
「最初からな!」
「君がバスケ部で有名な新人か!」
「やっぱり知ってるんですね」
「当たり前田のクラッカーよ!あたしは紺野翼!ホクロ君とは同じ中学校だったのさ。そして1つ先輩にあたる」
「なにぃい?!」
「なんでこの高校に?」
「家からこの高校が一番近いし、何と言っても新設!」
「単純だな」
「っていうか新学期始まって1ヶ月経ってるのになんで今まで声かけてくれなかったんですか?」
「いや、ホクロ君あたしに気づいていなかったし、色々やる事があったのよ」
「やる事?」
「この学校もまたイケメンが多いのよね!そして最近では火神×黒子がneedsなの。」
「は?」
「まだそんなことを」
「世の中金よ」
「おいどういうことなんだ?!」
「彼女は帝光時代写真部兼バスケ部マネージャーに所属して、各部活のイケメンやキセキの世代のメンバーの写真を撮りそれを売っていました。そして今回も僕が紺野さんがいると気付いていないことをいい事に、僕達を隠撮していたんですね 」
「それ犯罪じゃねぇか!てか黒子ソイツだって気づかなかったのかよ」
「あまりに容姿が違っていたので別人だと」
「ふふ、君達はあたしの掌で踊らされていたのさ」
「でも何故ばらしたのかわかりません」
「いや、君があまりに気づかないから何か企んでるのかと」
「相変わらずの被害妄想ぶりですね」
「馬鹿なのかコイツ」
「うるさいな!…あれ?ホクロ君は?」
「ここです」
「うわっ」
「とりあえず紺野さんの鞄の中にあったカメラと携帯を取りました」
「この数秒に?!恐ろしい子っ」
「これを壊されたくなかったら、バスケ部に入ってください」
「いやよ」
「じゃあこの件を赤司君にちくります」
「喜んでさせていただきます」
「即答!てかこんな変態マネージャーにして大丈夫なのか?!」
「彼女の情報収集能力は使えます」
「ていうか、もう入っているんだけどね」
「え」
「ええええ?!!」
「練習いなかったじゃねぇか」
「放課後は資金集め、いやいや情報収集に出かけてたからな。」
「いいのか高校生」
「まぁ紺野さんですし」
「なんだよその理由!」