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「総士はさ、私のこと好き?」
「ごほっ、」
コーヒーを飲んでいた総士はむせながら顔を赤らめながら私を見て、ベットに寝転がっていた私は起き上がって総士を見つめる。
整備の仕事が終わって、暇だったから恋人である総士の部屋にお邪魔している。総士は何か作業があるのか、デスクに向かってパソコンを叩いており、時折冷めたコーヒーを啜っていた。
そんな彼の背中をみて、ふと思ったのだ。私は彼に好意を伝えたが、彼からは一切の言葉を受け取っていない。
「ねえ、好き?」
「ああ」
目を逸らしながら答える総士。
私はそれを見て眉間に皺を寄せ、立ち上がり総士の頬を両手でつかみ目を合わせる。
「ちゃんと言ってよ・・・・って、ごめん。おもいよね」
『好き』って言ってほしい自分と、でもそう思っていることが女々しく重いと感じてしまっている自分がいる。自分のしていることに意味がないことにごめん、って言って両手を離す。
すると、両手を包み込むように総士が手を握ってきた。吃驚して、総士の顔を見つめると真っ直ぐ私をみぬいており、目を逸らすことができない。
「好きだ」
「え、あ・・」
「僕は名前が好きだ・・・・いや、愛してる」
真面目に言う総士。私はだんだんt顔が紅くなっていくような気がして顔を逸らす。
「これで満足か?」
そう言って私の手を離す総士。
余裕のつもりか、と文句の一つでも言ってやろうと思ったとき総士の耳が紅くなっているのに気が付く。それを見た私は微笑みながら口を総士の耳に寄せる。
「私もね、愛してるよ」
title:tenuto
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