「ハ…ァ…真島…さ…」
「言うてみ?……挿れて欲しいんやったら」
甘く囁く真島の声と下半身に熱いモノが押し付けられている状況に、彩香の身体は更に強い刺激を求めてしまう。
でも、自分の口からそれを言うのは……。
「ほれ、どないした?…ん?」
真島が彩香の顔を覗き込むと恥ずかしさのあまり目に涙を溜めた彼女と目が合う。
「あ…真島さ…ん…。お願い……」
「んー?何をや?」
ニヤリと笑う真島の目を、懇願するように見詰める。
「真島さんの…挿れて…欲し……ンンッ!!あっ!!」
彩香の言葉を聞き終える前に、真島は彩香の中に一気に自身を沈めた。
「んっ…くゥッ……!!」
突然の強烈な刺激に、彩香の身体がビクンと跳ねた。
ゆっくりと腰を動かす彼の動きに反応するかのように、彩香は背中を仰け反らせる。
「よう言えたの…はっ…アカン、お前のナカ…めっちゃ熱い……」
そのままうなじを舐め上げられ、思わず大きな声が出そうになり、彩香は自分の手首に歯を立て必死に声を押し殺す。
「ゥ……ンンッ…ンッンッ…」
「……アカンっ!!何してんねやっ」
暫くしてそれに気付いた真島が、彩香の口から手首を引き剥がす。
「血ぃ滲んどるやんか…」
そう言うと、真島は片手で彩香の口を覆った。
「これでええやろ?俺の指……噛んでええから……」
再びゆっくりと腰を動かし始めた時だった。
ガチャリ……。
事務室のドアが開く音がした。
「………っ!?」
彩香の身体がビクリと震え、血の気が引く。
「オーナー、閉め作業一通り終わったんで帰りますね?……あれ?オーナー?」
瑠伽の声に気づいている筈なのに、それでも真島は動きを止めようとしない。
いや、むしろこの状況を愉しんでいるかのように、的確に刺激を与えてくる。
「………フ…ゥっ!!」
彩香はそんな真島を心の中で攻めながらも、声を出すまいと、思わず自分の口を覆う彼の指に歯を立てた。
突然オーナー室をノックされたので、彩香は息を止める。
「オーナー?」
ドア越しに瑠伽の声が間近で聞こえ、冷や汗が流れた。
ドア一枚隔て、彩香が真島と行為に及んでいるなんて、瑠伽は露とも思ってはいないだろう。
「……おかしいな…先に帰っちゃったのかな…」
少しの間、何かをしている気配がしたが、再び事務室のドアの開閉する音がした後は、何も物音はしなくなった。
………帰った?
大きく息を吸い込み、真島を責める。
「もう、ンッ…バレたら……どうするんですかっ!!」
「んー?別にええやん」
「よ…く……ないです…あっ…」
真島は噛まれていた指を、彩香の咥内へ入れる。
「もっと、噛んでや……それ、むっちゃ興奮する」
片手で彩香の腰を掴み固定すると、真島は荒々しく腰を打ち付け始めた。
「んっ!!……ア…フ…アンッ!!」
「ん…くぅ…ごっつ……気持ちえぇわ」
突き上げられる度に、全身に電気が走り、何もかもがどうでもよくなってくる。
ここが何処かという事も忘れ、徐々に声も大きくなる。
「アッ…やっ!!…も…イキそ…ンンッ!!」
「俺も…そろそろや…ハッ…!!…一緒に…ン、イこうや」
彩香の口から指を抜き、その顔を自分に向け、深く口付ける。
「ウッ…フゥ…ン!!ンアッ…あぁぁ!!」
「クゥッ……俺も…アカン!!」
彩香の身体が大きく痙攣したと同時に、真島も彩香の中で果てると大きく肩で息を整えながら耳元に口を寄せる。
「ハッ…ハァ……。彩香……」
耳たぶに優しくキスをするように愛撫し
「……愛しとるで」
そう甘い声で囁くと、両腕でギュッと彩香を抱きしめた。
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