現パロ2

番外的にコナンとコラボしても良きかもしれん。
推しと奇跡的に再開してから数年。それでホラー現象に巻き込まれて数ヶ月後。ラクサスが22フウカが20でフウカは高校卒業してからマカロフの会社で働いてる、んでラクサスは例のモデルスカウトに押されに押されてちょっとサブでモデルやりながらみんなと同じ会社、雷神衆はラクサスの所でマネージャーだったりメイクアップだったり運転手だったり…でも本元は同じ会社って感じ。結局全員よく会社の方に出入りしてそこでギルド宜しく盛り上がりまくってる。んで学生組は学校行きつつ帰りは裏口から会社に入ってこれまた盛りあがったり。結局皆仲良し。

・休みが2人とも被ったからじゃあデートでもするかって感じになってフウカが最近気になってるカフェにでも行こうみたいな話になるんだけど、当日になってフウカの方が諸事情でちょっと遅れちゃう。それ知ったラクサスが電話で「そっち迎えに行くか?」って心配だから聞くんだけどフウカからしたらこっちの都合で推しを待たせるだけでなくそんなことまでされたら申し訳なさで軽く死ねるため全力で先にカフェに入って待ってるように勧めるフウカ。それで長年の付き合いだからラクサスはそれを汲み取ってしょうがなく1人先にカフェ「ポアロ」に入ってく。それで中では店員の安室、梓と客として奥の座席で座ってる毛利親子、コナン、灰原、少年探偵団あとカウンターに座ってる女性2人がいて、ラクサスが店に入った時その見た目にドアベルの音に反応して目を向けたコナン達と店員として顔を向けた2人はちょっと驚く。だってラクサスの見た目が(最低限のカモフラのためにつけてる)サングラスとあまり隠れていない顔の傷、それといつも着ているロングコートで傍から見ればヤバい人。それで梓さんはその驚きを隠しつつ窓際の1番手前の席に案内して注文を取る。んでコナンと安室と灰原はその見た目からもしかして黒ずくめに関係のある人物では?って警戒し始めるし毛利親子と少年探偵団もヤベー奴来たな…文句つけられる可能性あるからあまり目を合わせるなよ…って小五郎の言葉でたまにちらちら見る感じ。ラクサスは何故か自分の事を警戒してるヤツらがいるな…って勘づいているけどそれはある意味この見た目じゃいつもの事だから特に気にしない。鬱陶しくなったらイライラし始めるけど。それでサングラスは外さないまま注文したコーヒーを飲みながらフウカを待つ。一方的に店内がちょっとピリピリしてた時ドアベルが鳴り、また新たな人が入ってきた。その人物はラクサスが待ちわびていた彼女でフウカは外の窓越しに目立つ彼を見つけていたためすぐにラクサスのいるテーブルへ駆け寄る。「ごめんね…!思ったより遅くなっちゃった…!」「気にしてねぇよ」こっちを気遣うためかゆるりと上がる口元に推し〜〜!!!!!お前ってやつは〜!!!なんて悶えつつ体力がゴミなフウカはバス停からここまで駆け足で来ただけで乱れた息を直す。んでそんなフウカにラクサスは腕を伸ばして少し形の崩れた髪に触れてそこに着いていた花びらを取る。その手の中にあるものはフウカも気づいて恥ずかしそうに「もしかして…着いてた…?」って聞けばラクサスは面白そうに喉奥を鳴らして笑う。肯定。「お前どれだけ急いできたんだよ」「だ、だって…だってさぁ…!」「髪も跳ねてんぞ」「え"」思わず片手で髪を押えるもののそこではなかったらしくまたラクサスの喉が鳴る。くそぉ…そういう所もかっこいいなぁ!!そんなやり取りをした後にフウカはカウンターにいた梓さんに御手洗を聞いてラクサスに「ちょっと直してくるね」と声をかけ御手洗へ。それでその間にラクサスは自分の分とは別にアイスココアを頼んで、そのまま腕を組んで待つ。
ここまでの流れを見ていたコナン達。あの二人のやり取り見て「あれ、もしかして黒の組織どころか普通に一般人?」って感じるし蘭達もラクサスの元へ来たフウカに対しての反応でただ見た目が怖い人なのかも…ってちょっと安心。でも一応警戒は緩まないようにする探偵組と哀ちゃん。
そんな周りの事なんて全く知らないままフウカは御手洗から戻ってきて席に着く。それで自分の席の前にアイスココアが置いてあっておや?ってちょっと傾げるもののそれを頼んだのはラクサスしかいなくてまたもや推し〜〜!!!って感激。やっぱり長い付き合いだからかフウカの好みを的確に着いてくるラクサスにときめきが止まらない。「ありがと。よくこれだってわかったね」「お前は前からコーヒーみてえな苦え物も紅茶類も飲めなかっただろうが」「紅茶は少しくらい飲めるようになったんだけどな…」「どれくらいだ?」「…多分3口くらい」「それを世間一般的に誤差って言うんだよ」でも私には偉大なる1歩なんですー!というのはココアと共に飲み込む。それでその後あ、そういえばって思い出したみたいにフウカはスマホを取り出してアプリを開くとその画面をラクサスに見せた。今度は王様が来た…と話せばラクサスは呆れたように目を細める。わかる…言いたい事はよく分かる。「これで何人目だ?」その言葉に5を手で作るフウカ。つまりそういう事。それでラクサスは自分の事といいサーヴァントといい執着心が強い奴らに好かれんなこいつ…。とか思っちゃう。「良ければ引いてみる?このやばいガチャ」「まだ殺されたくねえよ」フウカが好きで前前世から一緒にいるサーヴァントがいるアプリのガチャを面白半分で弄ろうものならきっとサーヴァントの1人も出ないだろう。そして夢の中で文句を言われるのだ「マスターと会うはずだったのに!」って。そして愛が特に重いサーヴァントに殺される可能性がある。だからフウカが「大袈裟だなぁ…」と笑うがこっちは笑えないし、大袈裟でもない。(前前世からの付き合いだっつうのにこういう所は何もわかってねぇな…)思わずため息が出て、その後に話題を変えた。
(ここで書きたいのはハムサンドを目的に来たフウカ、安室の顔にも特に反応せず花より団子派でそれを見て安心するラクサス(もしこの店に来た理由がこのイケメンだったら俺以外目がいかないように抱き潰す)、トイレに入ったまま出てこない被害者、ラクサスがトイレから変な音が聞こえたため安室に確認するように頼み被害者発見、子供に死体を見せないためにコートを片手で軽く広げるラクサス、被害者とその連れと同じ高校だったフウカ、けれど本人は覚えているはずもなく頭を悩ませ蘭に心配される、そのため連れに男女関係の縺れで被害者を殺したと言われるフウカ、それに軽くキレ気味なラクサス、そんなラクサスの愛の重さにちょっと引くコナン)そんで最後はコナンと安室により無事事件は解決。真犯人である連れの女は動機を被害者の女にいつも大切にしていたものを取られ、ついには彼氏さえ取られてしまったからだと話た。それでその犯人が警察に連れていかれるのをフウカが見ていればお姉さん!と声をかけられる。それで下を向けば笑みを浮かべたコナンくん。どうしたの?と不思議そうにしゃがめばコナンはコソコソとラクサスのことについて聞いてきた。それでそんなのは本人に聞いてみれば良いのでは?と思う反面、ラクサスをよく見れば何故か安室と少年探偵団達に捕まってるし彼の外面じゃちょっと怖くて聞けないかもな〜なんて失礼な事を思いつつ「何が聞きたいの?」って聞けば傷のことだったり何か怪しい事をしてるのか聞かれたり。でもそんな事ないからあの性格だから昔不良に難癖つけられて喧嘩した時にできた傷とか不良とかヤンキーに絡まれて喧嘩とかはよくあったけど怪しい誰かと絡ん出ることはないと思うよって結構素直に答える。それでコナンもフウカが嘘ついてる感じはしないし、ラクサスの事も見た目と雰囲気があんなんだけど根はいい人っぽいからそれ以上の詮索はしなかった。それでフウカとラクサスも解放されてコナン達とも別れ、フウカはラクサスの運転するバイクの後ろに乗ってデートの続きをした。んでラクサスはやっぱりあんな事があった後だからフウカが気持ち的な部分で無理がないようにいつもよりフウカの傍を離れることは無かった。



・ちょっと前にウェンディと一緒に出かけてたフウカ。それでその時ウェンディと新しく出来るショッピングモールの看板を見て、オープンしたら一緒に行こ!って約束してたんだけどそれをラクサスに話すと向こうは別にそういうのは興味無いけど魔法がない世界で身内の中で1、2を争うひ弱女子2人が出掛けるってことに心配が止まらない。それを知ればフウカは心配し過ぎとか苦笑い付きで言うかもしれないけど(実際にそう)あのホラー事案があったり、それが無くとも自覚あるノミの心臓のせいで心配しない方がおかしい。それでウェンディにも了承を得てショッピングモールに出かける3人。ウェンディは11歳だけどめためた可愛いしフウカも周りが美男美女だらけで自己肯定力が低いからモブ女だと思ってるけど普通に周りから見れば可愛いからチャラい男とか声かけようとするけどその2人の後ろで(最低限のカモフラのため)サングラスかけたラクサスがいるからかけられない。何あのヤのつきそうな人…怖すぎ…。無論当の本人であるラクサスは2人に近寄ろうとしてる下心を分かってたから何も知らずに呑気にどこ行こっか〜!なんて話してる2人に全く…なんて内心ちょっとため息。そんな感じであっち行ったりこっち行ったりで楽しむフウカとウェンディ、それとなんだかんだそんな2人を見て満足なラクサス。このまま穏やかな感じで終わりかと思うかもしれないが、ところがぎっちょん。残念なことにこのショッピングモールにはコナン達がいたのだ。女子高生2人に引っ張られながらかったるそうに歩くコナンと小五郎。それで小五郎がふとラクサス達を見つけて「なんだあの3人…親子か?にしても似てねえな」ボソリと興味なさげに呟かれた言葉にコナンがそっちを見れば小学校高学年位の女の子と見覚えのある2人の姿。特にあの男は記憶にあるしあんな見た目なのだから見間違いはしない。ポアロの事件以来の一方的な再開にコナンは1人(あの人達も来たのか)なんて思う。でもあれはどう見ても親子じゃねえだろ…。とまぁそんな感じでコナンに認知される3人。でももちろん向こうはそんなこと知らないで楽しいねー!って(主に女子2人が)わちゃわちゃ。それでお昼食べてまだぶらついてたらちょっと可愛い雑貨屋さんがあってヘアピンとかゴムとか色々見る3人。ラクサスはそのまま外にいようかと思ったけど店頭に並ぶネックレスとか見て(あいつに似合いそうだな…)とか思ってたらいつの間にか一緒に店内に入っちゃった。んでそこの店員3人と店長と客として来た知り合いと結構ピリピリした感じで話すし嫌味を言いあい、その後店長は裏へ、店員3人もそれぞれ別の時間に裏へ行って客の知り合いは一度この場から消える。(雰囲気的に皆それぞれ店長を恨んでる感じ)で、それを耳のいいラクサスとウェンディが聞いちゃってあまり聞いていて気分のいいものでは無かったためちょっと困ってるウェンディの背中をラクサスは軽く叩くとまだ何も知らずに物を見ているフウカを連れてここを出るぞって、また変な事に巻き込まれたり、ウェンディがこれ以上嫌な物を聞かないようにするために伝える。それでウェンディがそれとなくフウカに「別のところも見に行きましょう!」って本当の事隠して手を掴んでフウカは(推しちゃんがお手手繋いでくれた!!!!!)ってクソみたいな興奮しながら深く考えずに頷く。それで店を出ようとした時別のところに行ってた知人が戻ってきて店長を出してくれって店員に伝え、店員が裏口へ。するとそこから甲高い悲鳴が店の中に響き、店長が殺されていると腰を抜かした店員が伝えた。その言葉に驚くフウカ達とまた殺人現場に出会っちまった…とため息を吐きながら2人の傍に寄るラクサス。それで警察が来て一応現場証人兼重要参考人として一緒にその場に残るように言われた3人、そしてその場にコナン達登場。「あれ?あの子達ってこの前の…」「あいつ等も来てのか」「フウカさん達の知ってる人ですか?」「知り合いっていえば知り合いなのかな〜…」ほら前話した、ってポアロの話をすればなるほど、その時一緒にいた人…と納得。そう話してるうちに向こうはもこっちに気づいて蘭がお久しぶりです!覚えてますか?って声をかけてくれる。「あの喫茶店で会った子だよね、えっと…」「蘭です!毛利蘭」んでそっからコナンくん達のことも名前を教えてくれる。その中で毛利小五郎って名前に引っ掛かりを覚えていればウェンディが雑誌に眠りの小五郎として載っていたと話し、そういえばそんな名探偵いたな…って思い出す。それで蘭はフウカ達の他に知らない子を見つけてウェンディの事を聞く。もしかしてどちらかの妹さんですか?みたいな。んでフウカは私の妹だったらこんなに可愛くない!!と全力で否定して私とラクサスの知り合いっていうか友達っていうか…って頑張って話す。まさか前世からの付き合いです、なんて言えないし。それで事情聴取が始まった時あの時と同じように名前と職業を言うんだけどそしたら直ぐに小五郎はわかった!!と大声で叫ぶと犯人はラクサスと店長の知り合いだと指を指す。それに何言ってんだこいつとでも言いたげに顔をしかめるラクサスと同じく何言ってんだこのおっちゃん…と思うコナン。小五郎が言うには知り合いが店長を恨んでいて殺害をラクサスに任せた。みたいな。でもラクサスはほぼウェンディとフウカのどちらかのそばにいたのでそんなことをする隙はないため勿論直ぐにコナンから否定が入る。それにラクサスと知人はお互いこれが初めましてのためその説は薄すぎる。でもラクサスが殺し屋説を未だに押してる小五郎に何故そうなるのかをフウカが聞けば見た目が怪しいだの体格の事だの傷が隠しきれてないだの様々んで特にずっと着けてるサングラスは殺し屋で顔バレを防ぐためっていうそれだけは半分正解な意見、それを聞いてラクサスは呆れたようにため息を吐くと「そんなに言うなら外してやるよ」「いいの?」「別に野次馬も居ねーしこれぐらい大丈夫だろ」そう言ってあっさりとサングラスを外すラクサス。それでそれを見て小五郎の後ろにいた蘭が「あれ、どっかで…」と頭を悩ませていれば思い出す前に隣にいた園子が声を上げて全員がなんだかんだとそちらへ顔を向ける、園子は震えた手でラクサスを指さしてそして目を輝かせた「フェアリーテイルカンパニー社長の孫で今超人気モデルのラクサス・ドレアー!?」「えぇ!?…あ、だからどっかで」「あの大会社の社長の孫ーー!?!?」「…大丈夫じゃなかったね」「そうだな…」私ファンなんですーー!とラクサスに駆け寄る園子にラクサスは少しウザそうにしていて、フウカとウェンディはそれを見てあはは…と苦笑い。でラクサスはちょっと呆然としてる小五郎に傷は昔喧嘩をふっかけてきた不良に付けられたものでサングラスはサブでモデルやってるから身バレしないように着けてたものだと説明する。これで十分だろ、と目を細めながら小五郎に言い放つラクサスはサングラスしていた時よりも迫力があり小五郎は慌てて頷いた。あ、これは色々と少し苛立ってるな…って察したフウカはまぁまぁとラクサスをなだめに。ラクサスに近づいて親しく話すフウカに園子が「お知り合いですか?」とラクサスに聞いて、ラクサスはなんかこれ以上めんどくさいものに絡まれたくないがために言葉ではなく行動で示した。フウカへ腕を伸ばして腰を掴むと自分の方へ寄せる。つまりそういうことで、園子は嘘ーーー!?とまたもや叫び残念なことにまたもや運は自分を見放してしまったのを知りよろよろと蘭へ泣きついた。そしてコナンは残されたウェンディの元へ行きやはりちょっと気になるラクサスの事を聞く「お兄さんモデルなのにお姉さんとお付き合いしてたんだね」「そうですよ。元々モデルやる前からフウカさんとお付き合いしてましたから」「よく事務所が許したね…」「本当は1回きりの読者モデルだったらしいんですけどあまりの人気に事務所が本格的にモデルをしないかって結構しつこくスカウトしてたみたいで…。それでラクサスさんが折れてフウカさんとお付き合いしたままでいいならって条件を出したって聞きました」「…どんだけフウカさんのことが大好きなんだよあの人」「へ?」「い、いやなにも!」でそっからラクサスが犯人という説は完璧消えて捜査と推理。途中でコナンに何か聞いてないかとか聞かれるフウカ達だけどフウカはもう完璧聞いてないしラクサスとウェンディもあの4人全員が店長にそれぞれ恨みを持ってたぐらいしか聞こえなかったって話す。んでそのままコナンが捜索して小五郎を眠らせて推理を話す。フウカとウェンディはまさかコナンがそんな事をやっていただなんて知らないから小五郎の推理を見て(流石眠りの小五郎…本当に寝てるみたい…)なんて感心している横でラクサスはある一点を見つめていた。人の気配にも視覚も聴覚も嗅覚も他の人間より敏感なためそこに誰がいて何もしているのか分かっていた。世の中には変なガキがいたもんだ…そんな感じで。んで犯人は知人でそのまま逮捕されて終わると皆が気を弛めた時、知人は警察を掻い潜って近くにいたフウカの腕を掴むと左手に持っていたナイフをフウカの首筋に当てる。「こいつを殺されたくなかったら俺に近づくな!」「ぇ、」「フウカさん!」おかしい私は結構こういう自分の命がかかってる時は運がいいはずなのに…。もしかして運も尽きたの?は?死ぬしかないやん…。首筋に押し付けられた部分がチクチクと痛むが、頭は混乱の渦のためそんなものは気にならない。なすがままって感じで犯人に引っ張られながら動くしかないフウカ。コナンもキック力増強シューズでどうにかフウカを助けようとするもののそれよりも先にナイフがフウカを刺してしまう可能性があったため動くことができたい。そんなコナンの隣でウェンディは心配そうな顔をする「大丈夫かな…」「た、大丈夫だよ!フウカお姉さんは必ず、」「フウカさんもだけど1番心配なのはあの犯人さんですよ…」「それはどういう…」あんなに仲が良さそうだったフウカよりも何故犯人を心配するのか不思議に思う。そしてあれ?と周りを見渡す。この状況で1番ピリピリするであろう人物、ラクサスが居ないことに。まぁそのラクサスはフウカが人質へとなった瞬間その場から移動して犯人の右側にある小物が置いてある棚の裏にしゃがんで隠れながら好機を狙ってるんだけど。それでラクサスは隠れていた棚の上に置いてあったアクセサリーが入っているガラスの皿を掴むとそれを投げる。皿は犯人の後ろを通過して右側の壁へとぶつかると大きな音を立てて粉々に砕け散った、その音に犯人も止めようとしていた警察もその場にいたほぼ全員がそちらへと視線を向けた。そしてその隙を突いてラクサスはフウカと犯人の元へ素早く近づくと片手で犯人の右腕を捻るように掴みフウカを離させると今度は自分がフウカの肩を掴み自分の方へ抱き寄せる。そして犯人の腕を掴んだまま間髪入れずにその胴体に蹴りを入れて吹き飛ばす。その時フウカは聞いてしまったゴキリ、という嫌な音を。もちろんそれはラクサスから聞こえたものでもフウカから聞こえたものでもない。壁へと勢いよくぶつかり呻き声を二度三度上げて倒れた犯人にラクサスはフウカの首筋を1度見てそこに赤い線が引かれぷくりと小さい玉が作られている事を知るとそこを肩に回していた手の親指で拭うようにゆっくり撫でる。ピリリとした痛みが走りフウカは思わず少し顔をしかめ、それを見たラクサスは元々鋭い目を更に尖らせて壁に背を向け蹲るように横になっている犯人を睨む「おい、誰の女に傷つけてんだテメェは」「ひぇ…」地の底を這うような声と刃物よりも鋭い目。どんなに推しが好きでもやっぱりその顔は怖い、正直ナイフ持った犯人よりも怖い。そしてそれを見ていたウェンディはやっぱり…と何本か折れてしまったであろう犯人に少し同情し、コナン達はその強さに京極真を思い出す。化け物がもう1匹いた…。蘭に手を出せば蘭が、園子に手を出せば京極が、フウカに手を出せばラクサスが…とコナンはウェンディが犯人を心配していた理由が分かり思わず冷や汗物。しかも唖然としていた警察が慌てて犯人の方へ向かって調べれば肋骨を幾つか持ってかれ肩も脱臼していると分かりたらりと冷や汗が伝う。敵には絶対に回したくない。警部に注意されるも全く反省の色を浮かべないラクサスにやりすぎじゃないかと言っているフウカを見ながらコナンは猛獣の手網はしっかり握ってろよな…と心の中で伝えた。その後今度こそ犯人逮捕。って言ってもこの中で一番犯人が重症だからまず病院に。それでフウカも首筋に怪我してるけどそれはウェンディが駆け寄ってきて絆創膏を渡してくれたからそれを貼ってもらって完了。そんなフウカをコナン達も心配しつつ駆け寄って、大丈夫でしたか?なんてちょっと話した後で蘭がラクサスにあの時の動きを見て何か習っていたのかって聞くんだけどラクサスは誇れるものではないため少し言いたくなさそうに「喧嘩」とだけ答えた。型がないのはわかっていたが喧嘩だけでここまで強くなるのか…?とどれだけひねくれた人生を歩んでいたんだよと思うコナン。それでフウカに面白半分で「でももうお兄さんは喧嘩とかしないでしょ?」って聞くんだけどフウカは1度ラクサスを見る、すると彼は不貞腐れたように顰めると珍しくフウカの視線から目を逸らした。それにフウカ苦笑いすると「仲間内での喧嘩は耐えないんだよこれが…」「そ、そうなの?」「拳があれば分かり合えるような人ばっかりだから…」「血の気が多いっていうか…皆さん騒ぐのが大好きなんですよ」それ血の気が多いってだけで済ませられない気が…と思うが当の本人達はそれが普通かのように話すため突っ込むことが出来なかった。
結局この事件に巻き込まれたせいで満足にショッピングモールを回ることが出来なかった3人。残念だったね…ってちょっと気落ちしつつ、今度はナツやフリード達も連れてこ!ってウェンディと話すんだけどその後ろであいつらを連れていったら今よりもやばい事に巻き込まれることが目に見えてるラクサスはため息を吐きつつ「それはやめとけ」と思いとどまらせた。

・別荘の事件。蘭ちゃんに好きな所とか聞かれたり女子会してたら実は外で聞かれてたり、事件起きたり、客のひとりがホラーチャンネルの住民の1人だったり、推理でバレそうになったコナンくんをラクサスがそれとなく盾になって隠したり