名前:絹姫、お絹の方(島津絹)
年齢:28
身長:153p
体重:42s

島津義久の従兄弟にして家老であった島津忠長の長女で、13の頃又従兄弟に当たる島津豊久の妻となる。
豊久からは「お絹」や「奥」と呼ばれ、絹もまた豊久を「お豊さま」「殿」と呼んでいた。
政略結婚でありながら夫婦仲は極めて良好で、豊久と馬で遠乗りに出掛けたり絹が自ら腕を振るい豊久に食事を振舞ったりしていた。料理の腕は良いが腐っても島津の血が流れているためゲテモノ料理も平然と作り、そして食べる。得意料理はさつまいもの煮物。

垂れ目に垂れ眉、艶のある長い髪を緩く結んでいる。口元にほくろがある。
着物に隠れているもののオルミーヌに負けず劣らずのスタイルの持ち主。だがそれよりもいつまでも豊久との子供が出来なかった事への劣等感が強い。
赤い小袖に紺の袴、白い羽織という小回りの利く服装。
この赤い小袖は豊久に贈られたもので、何度も繕って着続けている。

穏やかで包容力があり、大体は「あらあら」「まあまあ」で済ませてしまう寛容さ。
誰もが一度は母を思い出す程の母性で溢れており、特に小さな子供や年下には母性を全開にして甘やかしてしまう。
しかしそれには周囲の期待に沿えないまま豊久と得られなかった我が子への憧憬が混じっている。
武士の妻としての在り方は一目置かれており、戦場では豊久への心配よりも信頼の方が強い。血塗れで帰ってきても真っ先に「首級は獲れましたか?」とか普通に聞く。腐っても島津。

胸元に小刀、そして一振りの太刀を持ち歩く。太刀は戦死した兵士から譲り受けた物。
豊久の父、家久から教わった示現流を独自に昇華し己がものとした。豊久と共に戦場を駆ければ、夫婦共に鬼神の如き荒々しさと強さで人海を割り開いたという。

あらあらまあまあ系の母性カンスト人妻だと思ったら薩摩が生んだ薩人マシーンを制御できるどころかこいつも薩人マシーンだった。