名前:グゼル=タバサ=ヘップバーン

所属:ファーガス神聖王国(青獅子学級)
生年月日:帝国暦1165年6月(花冠の節)18日
年齢:15歳
身長:153p
個人スキル:主君の矛
紋章:エーレンフリートの大紋章
趣味:家事全般、自分磨き(お洒落や稽古等全般)
好き:ディミトリの笑顔、お茶会、お洒落、花(特に青色)
嫌い:ディミトリに害なす者


生まれた時からファーガス神聖王国、ブレーダッド家に仕えるディミトリの従者の女騎士。
薄い金の長髪を青いリボンで後ろに編み込んで纏めており、正面から見れば緩くウェーブのかかったボブカットのように見える。左のもみあげだけ長く残している。
瞳は翠。幼さを残した可憐な容貌だが目元はきりりとして態度や性格も相俟って騎士然とした印象を受ける。
制服のスカートは短めで青いタイツを穿いている。小柄で士官学校内でも最年少だが発育は良い方。
一人称は「私」、二人称は「貴方」「貴殿」。

礼儀正しく誰に対しても敬語を使う。その理由は士官学校内に在籍しているのは殆どが貴族であり、自分は彼らに仕える従者の一族であるため身分こそ貴族なれど限りなく平民に近い立場であるから。
故に平民の者達に対してはやや砕けた口調や態度で話すことがある。

生まれた時からディミトリに仕えており、物心ついた時から彼の世話係をしていた。
一目見た瞬間から「この御方こそ自分が命を賭して御守りするべき主である」と感じ、以降彼の傍に控え続けている。
彼の事は「殿下」と呼んでいるが周囲に第三者がいない時は昔からの呼び名である「ディミトリ様」と呼ぶ。
基本あらゆる優先順位がディミトリ関連で、彼の喜びは己の喜び、彼の怒りは己の怒りであるとしている。ディミトリの喜ぶ顔が何よりの喜び。
趣味の自分磨きもお洒落も全てディミトリの傍に立つ者として身形がしゃんとしていなければならないという彼女の意識の高さからである。
更にディミトリの護衛として幼少期から過酷な鍛錬を積んでおり、騎士は小柄な身では不利だとされていてもそれを補う為の技巧を血の滲むような努力の末に会得している。その為か手のひらは肉刺だらけであり、人前では常に手袋か鎧で手を隠している。そのストイックさから騎士に憧れているイングリットとアッシュからは尊敬されている。
剣術や槍術を得意とし、身の丈以上もある大槍を軽々と振るう。それもディミトリのような天性の剛力ではなく、果てしない鍛錬の賜物である。

4年前の「ダスカーの悲劇」で両親と許嫁を亡くしているが、ディミトリがダスカー人であるドゥドゥーを従者にすると決めた為彼女もそれに従っている。
ドゥドゥーもダスカー人も恨んではおらず、ディミトリの望む「皆平等な太平の世」の為にドゥドゥーと共に尽力すると誓っている。
従者仲間として関係は良好であり、ディミトリ談義で良く盛り上がる良き同僚にして友人。









15年間、一目見た時からずっとディミトリに恋をしている。
しかしそれを母に打ち明けた際に叱責され「それは決して許されない。忘れなさい。忘れられないなら決して悟られてはいけない」と刷り込まれている。
ディミトリへの凄まじい忠誠心と恋心は完璧に別物で、彼への恋慕は微塵も外に出さないよう徹底し、墓にまで持っていく所存である。
彼女が執念にも近い鍛錬をし続けているのは「自分が男であったならこんな殿下への裏切りに等しい感情を抱かなかった」という男性への羨望と自身の性別に対する嫌悪感から来ている。
彼への恋慕を何とかしようとする気は全くなく、ディミトリは国を想い何より彼自身を愛してくれるちゃんとした家柄の、若しくはしっかりとした女性と一緒になるべきだと本気で思っている。
何ならいつか自分は名前も顔も知らぬ誰かと結婚し子供を作り、その子供もブレーダッド家に仕えるのであろうと思っている。それを望んだ母もいつかグゼルがディミトリへの想いを忘れられるようにと許嫁を用意していた。
いつかディミトリは幸せになるべき御人で、国も己も愛してくれる御令嬢と一緒になり倅も生まれて、ファーガスは安泰になって、それで恋を終わらせたい。それが願いである。