──どうして?

──私達が、何をしたというの?






大きな揺れに耐え切れず、少女は座り込む。
『…っ』
目の前からは、大きな水の塊。
背後からは、崩れた山の土砂が迫る。

全てを諦め、少女は静かに目を閉じた。



程なくして、島は跡形もなく海の底へ沈んだ。