※会話文のみ。
「イタチさん!」
「……」
「イタチさんてば」
「……」
「おーい」
「……」
「聞こえてます?」
「……」
「泣きますよ?泣いちゃいますよ?いいんですか?」
「……」
「イタチさん、ここは返事したらどうでしょう。道中泣かれては面倒ですから」
「……なんだ」
「あ、やっと返事してくれた。イタチさん、今日こそOK言わせてみせますよ!」
「またか。帰れ」
「帰れって言われても私もバディなんですけど。じゃなくて!好きです、付き合ってください」
「断る」
「貴女も懲りないですねぇ」
「あったりまえですよ鬼鮫さん。私はイタチさんが大好きですからね。イタチさんに、私と付き合うメリット五選紹介します」
「売り込みとはまた斬新な」
「その一、私と付き合えばいざという時盾になります。
その二、疲れた時は私がイタチさんの足となります。
その三、二人暮しした時衣食住は全て私が賄います。
その四、こう見えて料理には自信があるので作ります。
その五、いつも制限されてる甘味ですが、私はしません。どうでしょう!とっても魅力的な条件じゃないですか」
「亭主関白になれますねイタチさん」
「俺にそんな趣味はない」
「ダメですか!?なんで」
「逆によくこの案で通ると思いましたね」
「イタチさんダメですか」
「ああ」
「く、くそう……。何がダメなんだ、胸か、胸なのか?」
「それ以外かと」
「デイダラも鬼鮫さんも酷い!胸なんてなくても私は十分魅力的ですー!」
「自分で言ってしまう辺りが残念なんですよ」
「じゃあ誰が言ってくれるんですか!鬼鮫さんですか?デイダラさんですか?飛段ですか?トビですか?後半二人は全く嬉しくありませんけど」
「私が言って差し上げましょうか」
「あ、結構です。イタチさん以外どうでもいいんで」
「うっかり削りかかりそうですねぇ」
「イタチさーん、付き合ってくださいよーってあれ?どこ行ったんです?イタチさん」
「甘味処に行くと言って先を急ぎましたよ」
「はあっ!?鬼鮫さんの薄情者!イタチさんをひとりで行かせるなんて」
「貴女よりお強いですよあの人は」
「デートできないじゃないですか!」
「疲れたので単独行動しませんか?」
「イタチさーん!!待ってくださいよー!」
