優越に浸る薬指

私たちの薬指に光るのはお揃いの結婚指輪。

「これで君を縛るのも、君に縛られるのも悪くない。幸せだな」


そう言って私の左手を掬い取り、指輪の填まっている指にキスを落とすと秀は微笑んだ。



口付けられた指輪は幸せそうに、放つ輝きを一層強めた。




2017/05/27
《その場で頂いたお題でお話を書くキャスより》