君の寂しさを飲み干そう
「そうか、寂しいのか」
私の態度から察したのか、そう言って引き寄せ、隣で肩を抱いてくれる彼。
彼の方にもたれかかるようにして身を預けると、彼の顔がすり寄ってきた。
それは耳のすぐ側で止まり、心地よい甘さの含まれた声で私に囁いく。
「俺じゃ君の寂しさを満たす存在にはなれないか?」
2017/06/06