食パン まぶしいくらい真っ白な生地は何も知らない乙女の肌のよう。きらきら輝くジャムの果肉と、とろけるようなやわい感触。小麦色に焼いてしまうのは何だかいけないことをしているようだわ。と、大きく口を開けて齧りついた彼を見て思う。バターの香りが漂って、ぽっと頬に熱が灯った気がした。 ← back → top