タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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2021/05/23
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「何描いてるんだ?」
「虹だ! さっきルフィ達がでっけー魚釣り上げたときに海がシャワーみたいになってキレイな虹が出たんだ」
本当にすごかったからサンジにも見せてあげたくて。そう楽しそうに笑いながら答えてくれた心優しきトナカイに頬が緩みそうになる。かわいらしいことをしていることははなから分かっていたけど、聞いた答えが思いの外かわいくて困ってしまった。
「楽しみにしてる」
一瞬天邪鬼な顔を覗かせそうになったけど今この場にはおれとチョッパーしかいないから、素直に呟けばエッエッエッと照れ臭そうに笑われた。
「サンジくん」
ビクッ、と思わず肩を揺らしてしまう。この場にはおれとチョッパーしかいないはずだったのに。レディの声を聞き逃すはずはないけど背後からの呼びかけに思わず驚いて返事に詰まる。
「かわいいことしてるね」
そっと、チョッパーに聞こえないようにかおれの横に並んで背伸びをして耳元で囁かれた言葉にこくこくと頷く。うふふと楽しそうに離れたレディにばくばくとうるさい心臓をおさえて見下ろす。
「私も見てたけど本当に綺麗だったの。また今度機会があれば一緒に見ようね」
いつかの約束を簡単にくれる彼女に、今度こそ頬が緩むのを耐えられなかった。
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