タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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2021/05/24
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誰も信じていないのは知っている。どんなに綺麗な女の人がそばにいたって、ヤキモチなんて焼く必要がない。だってあなたは誰も信じていない。誰も。なら最初から敵の方が楽でしょう? 味方になんてなれないんだから。あなたの内側に入れるわけないんだから。誰も信じていないくせに、私の内側には入ってくる。狡い男。大嫌い。苦しくて苦しくて、息が詰まる。ぎりぎりと砂が、私の首を絞める。身長差なんて関係なくなった。砂で持ち上げられて、私の方が視線が高い。はじめて目があった。なんの感情もない暗い目に、私の顔が反射する。
酸素が足りない。水分も、体の中から消えていく。あなたの手で消えるなら、それでいい。全部あげる。跡形もなく、殺して。
「だいすき」
最期の言葉だけは、宙に。
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