タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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これのサンジくん視点
2022/04/16
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素敵な花畑を見つけて、あの花の数々をレディにプレゼントすれば喜んでもらえると思った。夢中になって花束を作って、受け取るレディが抱えきれないんじゃ、なんて慌てて摘むのをやめて立ち上がった瞬間、レディがいることに気付いたおれはとんだ大間抜け。しゃがみこんで楽しそうに花の匂いをかぐレディは桃源郷に住む天女のような美しさで、そのレディの手にはレディに幸運にも選ばれた色とりどりの素敵な花束。レディの目に止まり選び抜かれた精鋭の花たちは、ちらり視線を落としたおれの花束にはひとつもなかった。レディが抱えきれないんじゃ、と思うほど大量に摘みに摘んだのに、おれの腕の中にある花の中には一本もレディのお眼鏡にかなった花がない。きゅ、と胸が痛む。レディが好きなのはああいう花。こんなに摘んで、ひとつも被らないのは逆に才能だと唇が引き攣った。恋に浮かれて、レディのことを何一つ知らない。おれはレディが欲しい花すらわからない。
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