Odei
汚泥/メモとクソchar≫
葛駄楼
低く唸り声をあげる。ベッドの上に丸くなって毛布をかぶって、人間を辞めるみたいに。心臓が痛い。胃の奥が焼ける。喉元から舌が呼吸器を塞ぐ。苦しい。
「おまえの身体にそんなことは起きていないよ」
「うるさい、うるさい、わかるもんか」
想像の臓器が煩わしいほどに喚くことがきみにわかるものか。きみには人間の腸などとうに無いのだ。この苦しみが、この痛みが、ただひとつ俺を人間に繋ぎ止めている。
「死にたいのに、死にたいのに」
「残念だけど、それは難しいかな」
「おまえの身体にそんなことは起きていないよ」
「うるさい、うるさい、わかるもんか」
想像の臓器が煩わしいほどに喚くことがきみにわかるものか。きみには人間の腸などとうに無いのだ。この苦しみが、この痛みが、ただひとつ俺を人間に繋ぎ止めている。
「死にたいのに、死にたいのに」
「残念だけど、それは難しいかな」