「今までありがとう。とりあえず俺は世界を見て回ろうと思う。もっと知りたいし、自分のこともなにかわかるかもしれないから」と書き置きを残して出立。薬士として炉銀を稼ぎながら、流れ流れてコルセイトへ。
中央の錬金術を生で見られるとテンションを上げていくが、そもそも役人じゃないから無理じゃん……待て、俺もできる薬士(錬金術士)になれば多少融通がきくのでは!?と気づく。それからはコルセイト周辺をうろうろしながら住人たちを手助け。
なんか凄腕の錬金術士がいるらしいと噂になりエスロジ御一行が訪ねてくる。計画通り……(ドヤァ)していると人手不足だから役人(見習い)になってよ!とマリオンさんからのお言葉。願ったりかなったりでコルセイト支部へGO。出会い頭ニオにアッパーを食らう。「もー! 心配したんだよ!」「めっちゃいたい」
ニオ曰く、アーシャたちが追われているため、しばらくここに滞在していようとのこと。当然のようにニオもアーシャも自分に付き合ってくれるつもりらしく、胸があたたかくなるのであった。(ただしキースとアーシャの邪魔をしたいわけではないので、タイミングを見計らって旅に出る予定である。)
カイは旅ででかい錬金釜をなかなかつかえなかったために、普通よりもかなり小さな釜(片手鍋)でも錬金できるようになっている。ただし使用回数が-1される。みんなびっくり。めっちゃ駆り出される。錬金術が見たかっただけなのに解せぬ。知らない間に役人として正規雇用されててさらに解せぬ。
普通の錬金釜をつかえる喜びに浸りながらもエスカの錬金術を見て才能ってスゲーって言ってる。甘いものの話でよく盛り上がる。ロジーの錬金術は見てて普通に格好いいのでやってみたい欲がうずうずする。そのうちみかねたロジーが教えてくれるので、うおおとテンション上がりながら師事しはじめる。→カイの戦闘力が少し上がった!!!
武器やら錬金術の話やらで盛り上がりすぎて部屋から出てこなくなったりする。
ソールとはお菓子(作りたい)同盟を、ホムラとはお菓子(食べたい)同盟を結んでいる。時々ソールの家に招かれてはふたりでお菓子を大量に作っては食べている。生前に食べていたお菓子を思い出しては再現やアレンジを考えて作ってくるので、ソールにはわりと真面目に仕事にすればいいのにと思われている。
・お菓子同盟
(お菓子づくりやらなんやらで仲良くなったために年上のソール相手にも敬語が外れています)
カイ「錬金術の勉強ができて、こんなにおいしいお菓子がたくさん食べられて、皆で楽しく過ごせるってなんだ? コルセイトって天国だったのか???」
ホムラ「またうでをあげたな!」
ソール「本格的にお菓子づくりや料理を学んだらどうです?」
カイ「そしたら錬金術出来なくなるだろ……俺はどっちもやりたいんだ……! あとソールさんとホムラさんがいないのに作ってもなんか寂しいじゃん」
ソール「……」
ホムラ「おれも くえなくなるの いやだ!」
カイ「だろー?」
・錬金術士か薬士かそれとも……
カイ「そう言えば俺、よく錬金術士言われるけど、いつから錬金術士になったの? 薬士って名乗ってたと思うんだけど?」
エスカ「え? 最初から錬金術士ってなってませんでした?」
ロジー「俺も凄腕の錬金術士が〜〜って聞いたけど」
カイ「バカな」
ウィル「あー、あんたの師匠も錬金術士じゃないって言い張ってたわね」
エスカ「そうなの?」
カイ「あの人はもう錬金術士だろって感じだけど、俺はまだまだ錬金術士とか言えないじゃん……恐れ多いわ……」
ロジー「片手鍋で錬金術やっててそれを言うのか……」
エスカ「なかなかできないよね……」
カイ「あれは道中仕方なくだな!? 必要に迫られたからな!?」
ウィル「あんたもあの子もはやく認めればいいのにね」
カイ「俺は薬士なの! いやでも薬士も恐れ多い……師匠……ウッ」
・錬金術士か薬士かそれとも……2
カイ「ってことがあったんだけど!」
ソール「噂では錬金術士になってましたよ」
カイ「まじか……」
ソール「そんなに悩むことですか?」
カイ「錬金術士は恐れ多い! あと薬士って肩書きもよくよく考えたら師匠いるし恐れ多かった! 俺に相応しい名前ってなんだ……?」
ソール「ではパティシエはどうですか」
カイ「まったく関係ないな!?」
ソール「いいじゃないですか、パティシエ。よくお似合いですよ。それから時々でいいので、私も厨房にいれてください」
カイ「願望駄々漏れだ……パティシエの道だって甘くないんだぞ!」
ホムラ「ほう ぱてぃしえになるのか! たのしみだな!」
カイ「いやならないよ!?」
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