選手対談第3回 八幡英幸外野手
−久しぶりやね
はい。お久しぶりです。
−5月10日は2年ぶりのマウンドだった
そうですね、久しぶりに緊張しました(笑)
でも武者震いというか、興奮状態に近い感じでした。
−打っても先制本塁打。投げる方でも2失点はしたもののピンチは凌いでいた。
調子自体は良かったです。振れていましたし、投げる球も生きているのが分かりました。
ライナーであそこまで飛ばせるのも怪我が治った証なのかなと。
−2年間、何のために野球をしようと考えていたのか
何より野球が好きなので、辞めたくなかったです。
辛くてもしたかったです。何というか、もう呼吸をする感じで野球に対する意欲がわきました。
−本当に野球が好きだなと感じます。
はい!好きです。(笑)
−チームメイトからも「八幡君が一番まっすぐな性格」と言っています。どうですか?
んー・・・。僕は男ですし、男らしくありたいとは思っています。主将も殊勝らしくないといけないと思っていました。
−主将らしいオーラというか、何か他の選手との違いを感じます。そのメンタルの強さはどこから来ているのですか?
僕の場合は怪我とかで勝手にメンタルが強くなったと思っています。
−春夏連覇を達成できた最大の理由はなんだと思いますか?
みんなが文句を言わず僕についてきてくれたことかなと思います。
厚かましいですけど、俺について来い!と思っていたので、誰よりも練習して、言葉でも行動でも引っ張ろうと思っていました。
僕が一番チームでいいところだと思っているんですが、併殺打の少なさです。
1試合につき1つくらいしかないです。そういう目立たない部分まで、責任感を持ってできるのが強みだったかなと思います。
−ケガで苦しんだ3年でした。今振り返ってどうですか?
本当につらかったですね。口に出したくなかったですし、何より周りの人が本気で助けてくれたので。助けてくれるからこそもっとつらかったです。
自分が惨めだったんですけどそれでもやらなきゃいけないってなりました。
辛くても逃げ場がないのはわかっていましたし、僕にもプライドはあるんで。(笑)
くだらないかも知れないですけど、プライドのない男は骨のない男だと思いますし、そんなつまらないやつにはなりたくないと思いました。
ちょっと過激ですけどね(笑)
−でもその気の強さがチームをまとめ上げたんだと思います。
まぁ、それもみんなが感化されてくれたので僕は何もしなくてよかったです。
−チームメイトに聞きますと、八幡君が最もハードで大変な量の練習をこなしていたと聞きました。どのような練習をしていましたか?
僕はグランドから家が遠いですし、時間がなかったので効率を上げて濃い練習をしようと思いました。
ランニングでも流すにしても集中してやれば5本やるところも3本で準備ができていましたし、それで生み出した時間で足りないものを補おうと。
普段は週5回の練習で、1日で言えばスイングは1500本、ティー打撃で500球×3セット、ノックも15球ノーミスで納得するまでですし、ペッパーや走り込みは個人的に+5でした。
打撃練習ではネットを置いているんですが、コースごとにそこを狙うようにしていました。
おかげで手首の使い方は柔らかくなったかなと思います。
練習量はチームでもかなり多かったと思います。
−やはり主将らしいですね。
いえいえ、そんなことないです。上の代はもっとしていましたから・・・。
−何か、男らしい印象です。その強気な性格のルーツは何だと思いますか?
うーん、難しいですね。気持ちで負けないことですかね。
僕を含めて大人しい感じの選手が多いので、ビハインドとかでシュンってしちゃうことが多かったんですけど、まず自分がガンガン行こうと思った結果、強気になっていきました。
元が大人しい分周りからすればギャップにびっくりしたかもしれませんね。
−最後に、生まれ故郷の石川、10月には甲子園での試合という風に縁のある地での試合に向けて意気込みをお願いします。
やはり石川でやる試合は特別です。親戚が来てくれますし、毎年夏休みに少年野球チームに行って一緒に練習したりするんですけど、その子たちも来てくれます。
その前で恥ずかしいことはできないですし、いい緊張感でやれると思います。
甲子園は言葉にできない場所です。何か不思議な感覚になります。
武者震いがしてしまうんです。プロ野球を見に行っても同じことになりますし、やっぱり特別な場所であることに間違いないです。
僕がケガをしても野球を続けられたのは甲子園がくれた色々な思い出ですし、親にも僕が甲子園に立つ姿を見てほしかったので。
ですから、何が何でも負けられないです。それは姫路の選手も同じだと思います。
気持ちで勝ちます。応援よろしくお願いします!!
剽軽な19歳だが、ものすごくはきはきと話す物怖じしない性格。
そういう印象で、無邪気な野球少年のイメージが強かったが、非常に大人な選手というか、しっかりしている印象。
浪速の主将は総じてこういった性格の人物が出やすい。
次回は早河順次選手。
- 3 -
[*前] | [次#]
ページ:
東近畿リーグ速報