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今の幸せがこれからもずっと続いていけばいいのにと思う度、自身の本当の幸せが一体何であるのか分からなくなっていく。
数ヶ月前のある日を境に全てが崩れ、絶望の淵に立たされた後、両親も消えおカネもなければ食べ物もなく、ましてや住むところさえなくなってしまい、真っ暗闇の街の裏をふらふらと彷徨ついていた自分の手を取ってくれたマゴと出会ったのは、今から数ヶ月前へと遡る。
初めに姿を消したのは父だった。前日の夜、マンションの寝室で一人、両親よりも早く眠気を帯びてうとうととし始め、頭から冷たい布団を被っては大好きなクラゲのぬいぐるみを抱き締めながら横になった。直後、隣りの居間から深刻そうに何かを離している二人の声が聞こえ始め、最初は気にもしていなかったが、次第に熱が籠もり荒々しい声が上がる度に体がぶるりと震えて、細く光が射しこんでくる襖の隙間からそっとその白の中を覗けば、すぐ視界に入ったのは今にも泣きそうになりながら父に縋り、嗚咽を吐きながら涙を零す母の姿だった。
次の日、目を覚ますと父の姿はなく、それ以来二度とあの温かく大きな両腕に包まれる事は二度と無かった。あんなにも笑顔で溢れていた母の表情もいつしか何の変化を齎す事さえ無くなり、共にご飯を食べたり風呂に入ったりはしてくれていたものの、味気のない言葉ばかりが交わされ何時しか会話する事さえ怖いと感じるようにもなっていった。そんな生活が一ヶ月程経過した時、いつもは必ず自分に留守番を頼んで一人買い物に行っていた母が、初めて一緒に外へ出掛けようと誘ってくれた。まさか母と並んでこの部屋から出る事が出来る日が来るとは思ってもみておらず、久々に高揚した高鳴る気持ちにいてもたってもいられず、右手で掴んだクラゲのぬいぐるみを胸に抱きながら、空いた左手で差し出された母の手をしっかりと握った。随分と久しぶりに履く、我儘を言って誕生日に買ってもらったピンクビーンズは汚れ一つない新品にほぼ近く、最早忘れていた感覚に玄関先でぱたぱたと足踏みをしては次第に馴染んでいくクツににんまりと顔を綻ばせる。
「どこ、行くの?」
軋むドアを押し開けて、さり気なく零した質問の答えは返らぬまま、自分の短い歩幅に合わせながら黙々と古いコンクリートの階段を降りていく。車の免許は父しか持っておらず、遠い昔に家族で広い公園に出掛けた時、確かに乗った記憶のある車そのものも気付けば姿形が無くなっていて、戸惑う事無くマンションのすぐ脇に設置された駐輪場へ真っ直ぐ向かった母は、多数駐められていた自転車の中から白い車輌をひとつ取り出し、ハンドルを押しながら戻っては一度その場に停めると、腰を下ろし両腕を後ろに回した母はおいでと一言だけ小さく呟き、自分に背中へと乗るように促した。久方ぶりに母にしてもらったおんぶがとても嬉しくて、以前より小さくなったような気がする背中から伝わる柔らかな体温にそっと声を出さずに頬を寄せると、見えない陰から微笑んだ声が聞こえた気がした。気が付けばそのぬくもりに導かれ夢の世界へと旅立っている中で、微睡む意識の中、一瞬だけ記憶に残っているのは、目の前に広がる青々とした水の世界と、そして、覚えている限りでは最後となる母のひとつの言葉がしっかりと脳に刻まれていたのだった。
(ごめんね、リン)
すぐ傍で自身を包むように同じ布団で寝るマゴの腕の中で、人生が一変したその日の夢を何度繰り返し見ては一人涙を流してきただろう。
目を覚ました時にはもう、見慣れた寝室のベッドの上に転がされ、いつまで待っても母が帰って来る事はもうなかった。もしかして父と同じように自分を置いてどこかへ消えてしまったのかと思い、しかし、そんな訳がないと目の前の現実を信じられずにいて、その場から動く気も起きず、どれだけ飲まず食わずのまま布団に顔を埋めていたのか分からないくらい、途轍もなく長い時間をその場で過ごした。このままではいつか死んでしまう、と幼いながらに理解して、気付いた時には何もなくなっていた部屋に唯一存在した一枚の写真をポケットに突っ込み、玄関にひっくり返っていたピンクビーンズへ乱暴に足を履き入れて、限りなくゼロに近い衰弱した体力を振り絞っては再び外の世界へと飛び出した。
(ひとりは、いやだ…!)
無我夢中だった。枯れる程流した涙が再び溢れては風に乗って光となって消えていく。がむしゃらに駆け抜け、気付かない間に辿り着いていた街灯の一つもない寂れた街には人っ子一人おらず、今日が何日で、はたまた何曜日で何時何分であるのかさえ分からない自分自身に酷く驚いていた。
唯一、光が灯された夜空に届きそうな高い煙突のある建物の前に蹲るように座り込む。すると、扉の窓から漏れるほんの少しのその光がどこか元気を与えてくれているかのように感じて、惹かれるように無意識のまま引戸に手をかけると、意外にも鍵は掛かっておらず、力のない腕でも簡単に開く事は出来た。建物の中からはふんわりと清潔感のあるつんとした匂いが鼻を掠って、すぐ目の前の番台の中でがさごそと何かを漁っている人影を見て、慌てて引戸の裏へと自身を隠した。逃げようにも、驚いた拍子で腰が折れ、仕方なく折り曲げた膝の上に顔を伏せながら、どうか気付かれずにやり過ごせますようにと心の中で祈っては、だらりと垂れた長いオレンジ色の髪が地面へと流れたその時。
……外、寒くないかい?
夜も更けきっていた真夜中。一定の距離を保ちながらそう声を掛け、名前も知らないであろう自分を快く出迎えてくれた、命の恩人でもある彼と出会った瞬間だった。
それからの幸せとそれまでの幸せを比べる事は出来ない。両親が姿を消してしまった今でも、父と母に与えられた愛情が存在していたのは確かだったのだから。
ぼうっとした頭で二人が店の外でけらけらと笑っている様子を眺めながら、テーブルの上に佇む大きなパフェグラスがついに空になった時、アイスで冷え込んだ体は急に心細く感じ始め、自分でも分からないこの寂しさを察した隣りに座るヨリの知人はくすりと苦笑しながら目の前に手を差し出していた。
「ダビちん?」
「…ほら、行くぞ。みんなのとこ」
「う、ん…」
「…子供はねー、大人にたくさん我儘を言って、これでもかーってくらいいっぱい甘えるのが仕事なんだぜ。ほら! 分かったら、早よ手ぇ出すっ」
自分よりも倍くらい大きな手のひらに恐る恐る重ね合わせれば、ぐいぐいと体を引っ張られ店の外へと駆り出され、その先にはこちらの様子に気付いたのか、背を向けていたマゴがぱっと明るさを増した笑顔で振り返り、手を振りながら名前を呼んだかと思えば、そのすぐ側で腕を組みながら溜息を吐くヨリが見えて、何故だか胸いっぱいに溢れそうになった熱がピンク色の瞳から危なく漏れてしまいそうになった。
「ほーれ、行ってこーい」
「おわっ、おわわ、わぁー!」
しっかりと握られていたはずの手が前触れなくぱっと離され、その勢いが余って前倒しになった体がマゴの股間へと真っ直ぐ向かい、風を切る程の早いスピードでぐにゃりと柔らかいものが額にぶつかった。ぐおお、と聞こえた側も息の詰まる濁った彼の呻き声に禁じ得ない同情の念を送ったものの、見上げた先に落ちていた今にも死にそうな彼の表情に思わず声を上げて笑ってしまった。
「ひ、ひどいよ…リンちゃん…」
「あたしじゃなくて、ダビちんのせいだよ」
望まぬ頭突きを被弾してしまったマゴの嘆きに未だ笑みを交えながらも、一言ごめんねと頭を下げたその時の事だった。
(…?)
どこからか体中を刺すように向けられた視線を感じ、マゴの側から一歩離れた場所で辺りを見回す。商店街であり多数の若者向けの店が並ぶ道路には、混んでいるまではいかないものの、楽しげに言葉を交わす何人ものバトル帰りの若いボーイやガールと何度も擦れ違う為、その視線が誰のものなのかを判断する事は難しい。しかし、確かに一瞬、見覚えのある顔をどこかで見たような気がして、見失う前にと急いで心当たりのある場所へと駆け出した。
「リン…?」
「マゴにい…あたし、ちょっと…ごめん!」
「あぁ? …おい、どこ行くんだよ幼女!」
先程までいた店の建物が小さく感じるくらい、あっという間に人混みの中へと入り込んだ直後に聞こえたヨリの制止さえ聞く余裕も無く、今ここで手を掴まなければもう二度と会う事が出来なくなってしまうような気がして必死にその影を追い掛けた。
「ま、待って…お願いだから、待ってぇ…!」
記憶の奥底に沈んだままの姿と、確かに合致していたはずだった。あんなにもきらきらと輝いていたはずの笑顔と、ある日を境に暗く沈んでしまったその姿を一度たりとも忘れた事はなかったけれど、人と人との間に見えたその顔は一瞬しか見る事が出来ず、体中で嫌な汗を掻きながらも人の波を掻き分けた先に本当に想像している存在がいるかどうかは分からない。それでも、どうしても自分のこの目で一度確かめておきたかった。
「あっ…!」
道に敷き詰められた石造りのタイルの隙間に足を取られ、前のめりに倒れていく体。このまま地面に向かって倒れてしまうのは一目瞭然だった。その衝撃に耐えるべく、少しでも痛みを和らげようと前に突き出した手のひら、そして力を込めてぎゅっと瞳を瞑る。
しかし、今にも倒れると思っていた瞬間はいつまで経っても訪れず、それどころか倒れそうになった体を支えるように優しく受け止めてくれた目の前の人物を真っ白に塗れた頭のままでゆっくりと見上げれば、それはつい先程まで隣りにいたマゴでもヨリでもなく、いつの間にかずっと恋焦がれていた懐かしい匂いに包まれていた事に気付いて、沸々と湧きかけていた涙が止まる事を知らないかのようにぽろぽろと生まれては弾けて飛んだ。
「ま、ま…」
ようやく伸ばし続けていた手が届く。そう、思っていたのに。
懐かしい緑色の細い瞳と視線が溶けるように交わった直後、沈むように落ちていく意識と併せ、抗う術も無く黒く滲んでいく世界で溺れては、次第に染み込んだはずの感覚がするすると掴んだ手から抜けては消えていった。
***
看板娘が突然、一人知らない街並みの中へ消えていった理由は大体察しがついていた。出会ったあの日に持っていた彼女の両親と自身が映っている古い写真を初めて見た時から、どんなに小さなものでも構わないと出来る限りの力を尽くし、二人の所在の情報を探し求めていたのだから。
混み合う人混みの中でその隙間をすいすいと小柄な体が抜けていく様子を後ろから見遣る事しか出来ずにいて、呆然とした意識をすぐさま首を振って追い払うと、未だ立ち尽くす彼の腕を掴んでは看板娘の後を必死に追い掛けた。
嫌でも体がぶつかり合ってその度に罵声を浴びられていたような気もするが、申し訳ないと思いつつも残念ながら今はその相手をしている暇はない。波を抜けた先で掴んでいたはずの腕がなくなっていた事にようやく気付き、こればかりは仕方がないか、とどこかで未だ溺れているであろう幼馴染を意を決して放置し(後々しこたま怒られた)、急いでその先へと足を進めると五分程駆け抜けた先でようやく求めていた姿を捉える事が出来た。
「っ…リン!」
胸につかえていたものが取れ、ようやく安堵感が胸に広がったのも束の間、ゆっくりと地面へ崩れ落ちていく看板娘に荒げた声で名前を呼び近寄ると、その小さな体を受け止めた自分よりも少し若いガールがその淀んだ緑色の瞳でじっとりとこちらを見上げていた。
「あ、あの!」
「はい」
「えと、すみません。その、ご迷惑、お掛けしたみたいで」
「いえ。…どうぞ」
「ど、どうも」
腕の中で眠る看板娘を抱きながら立ち上がった彼女は、一歩また一歩前へと踏み出し、ごくりと息を呑む自分のすぐ目の前までに歩み寄っては足を止めると、すやすやと眠る看板娘をそっと優しい手つきで託されると、アズキパーカーのフードに隠された表情が一瞬歪み、同時に言葉にならない詰まるような声を聞いた気がした。
看板娘を手放しすぐ振り返ると、すぐさまその場を後にしようとした彼女の腕を衝動的に掴んだものの、そのあまりの細さに驚き思わずその手を離した。ぶかぶかのアズキパーカーの袖で見た目は分からずとも、彼女が非常に痩せ細っている事実は嫌でも気付き、吐き出しそうになった声が喉元でブレーキを掛けてしまった。
「っ、ご、めん、なさい」
「あっ…ま、待って! ちょっと、待って」
腕を引いた時の衝撃でずり落ちたフードの隙間に垣間見えた、瞳に浮かぶ大きな涙の粒に心臓がばくばくと唸りを上げ、ざわついていたはずの空気が張り詰めていた事さえ気づかず、今この瞬間、この世界が二人だけの空間かと思い込めてしまう程に辺りは酷く静まり返っているように感じた。
「…間違っていたら、すみません。でも、ずっと、この子と一緒に探していたんです」
心の中で、そうなのかも知れないという気持ちはあれど確信は無かった。それでも、このチャンスを逃してしまったらもう二度と会えないのではないかという不安もどこかにあって、ようやく見つけたたった一本の、それも途轍もなく細く今にも切れそうな彼女との繋がりを見逃す訳にはいかなった。体中に流れる冷たい汗と、もう何度繰り返したか分からない深呼吸、そして震える心臓を落ち着かせるように力を込めて拳を握っては、勇気を出せずに沈めたままだった言葉をゆっくりと吐き出したのだった。
「教えて、ください。あなたは、この子の…リンの、本当の母親ですか…?」
手が震える。おまけに足も震えてきて、看板娘を抱き留めるだけで精一杯の弱弱しい自身の体に嫌気が差した。力の限り歯を食いしばり、視線は真っ直ぐに伸びたまま外す事無く彼女を見下ろすと、少し間を置いてから、ただし、すぐさま振り向かれた背は返らないままに小さな声でそっと呟いていた。
「…私にはもう、その子の母親を名乗る資格は、ありません」
「っ…! 何を、言って」
「散々、ご迷惑をお掛けしたかと思います。でも、あなたと一緒にいるリンの笑顔を見て、あの子にとって、今が一番の幸せなのだと確信しました」
「そ、そんな…でも!」
「ごめんなさい。もう、二度と会うつもりはありません。酷い事を言っているのは分かっています。それでも、もう決めた事ですから。どうかその子を、これからもよろしくお願いします…では」
決して耳障りな程に大きな声ではない。しかし、とっくの昔から覚悟を決めたような力の籠もっている静かな声で告げたその言葉に揺らぎはなかった。しかし、ここで何か言わなければ今にも逃げられてしまう、そう思うもびりびりと伝わってくる威圧感に圧倒されて何も反論をする事が出来ない。
(だめだ、このままじゃ、絶対に…!)
この非常事態をなんとか脱するべく、掴まれ苦しんでいる心の中で葛藤している間に見下ろした先で、すやすやと眠る看板娘の寝顔が視界に映ったその時。自分でも分からない、奥底から沸き上がった何かに背中を押され、気が付いた時にはもう腹の中で煮え滾っていた言葉を飛び出すように叫んでいた。
「ふざ、けんなよっ! 畜生…!」
「!」
数メートル先まで進んでしまった足がぴたりと止まる。
負けまいと言い聞かせた自分への言葉でじんわりと視界を滲ませ始める中、決壊したダムから水が溢れ止める事の出来なくなるように、流れたままの勢いが次々と外へと飛び出していった。
「リンの母親は! …世界中のどこを探したって、あなたしかいないんですよ! この子が、どんな思いでっ…ひとりぼっちで、俺のところへやってきたと思う…! 今にも死にそうな顔で、痩せ細った体で、ぼろぼろのフクを着て、擦り傷だらけの足を引きずって、ただでさえ危ない真っ暗な夜の街を彷徨ってたんだ! うちに住むようになってからも、あなたにもう一度会いたいって、毎日のように暗い部屋でひとりで泣いてたっ…!」
「っ…」
「資格があるとかないとか、そんなのは勝手な大人の都合だろう! この子にとって、あなたはかけがえのない家族の一人なんだ…。他人である俺にどうこう言う権利なんて無いとは思ってます。でも、本当にあなたがこの子の幸せを願っていると言うのなら、ちゃんと彼女と向き合ってくれませんか…」
彼女を抱き留める両腕に自然と力が入り、その温かさがざわついた心を癒してくれたような気がした。一人では成し得なかった事も小さな手をぎゅっと握り締めていればきっと上手くいく、そう思っていたのに、それでも俯き再び顔に影を落とす彼女の瞳は変わらず暗く濁ったままだった。
「…また、来ます」
「え…?」
「でも、その子と顔を合わせるのはやはり、もう無理なんです」
「ど、どうしてそこまで…!」
「…ですから、これをあなたに渡しておきます」
未だ淡々とそう話す彼女は胸の下にあるポケットから何かを取り出し、押し付けるように渡されたそれは一枚の小さく折り畳まれたメモ書きのような紙で、看板娘を抱いた腕の逆の手で中を開くとそこには細く丁寧な字体で十一桁の番号が記されていた。
「これ、って」
「…何度言われようが、私の気持ちは変わる事はありません。それでもいいのなら…いつでも、待っています」
「……あ、の」
「はい」
「マゴ、といいます。良ければ、お名前を、聞かせて頂けますか」
チャンスは今しかないと思った。彼女を説得する力が無いのは分かりきっていたとはいえ、諦める事だけは絶対にしたくはなかった。微かな繋がりだけでも残しておく事しか今の自分には出来ない、信用に値するかも分からないこの番号さえもただただ信じる以外に選択肢はないのだから。
よく耳を澄まさなければ聞こえない程の声量でその名をぼそりと呟いた後、聞き返す事も許されぬまま、溶けるようにその姿は人混みの中へと消えていった。
(……ようやく、会えて嬉しいはずなのに。なんで、こんな気持ちになってしまうんだろう)
ぬくもりで浸りきっていたはずの胸にはいつの間にかぽっかりと大きな穴が空いてしまった気がして、すやすやと安定した呼吸をしながら意識を沈めている看板娘を思わず強く抱き締めれば、うぐ、と苦しそうな声が聞こえてきてつい苦笑混じりの笑顔を零すも、いつまでもその大きな穴が埋まる事はなかった。
(2016.11.15)
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