00Prolog


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ボーダー精鋭部隊達が帰還し、木戸司令から玉狛の黒トリガー回収を命じられた後のことである。
そのあと太刀川達と作戦を立てる前に忍田本部長に呼び出された者がいた。





「遠征ご苦労だったな、なまえ。無事に帰ってきてくれてよかったよ。」


忍田本部長は笑みを浮べながらそう言った後、急に険しい表情になり命令を下した。


「黒トリガー回収が太刀川達に命じられたのは君もその場にいたし知っているな?今回、君には迅と嵐山達に加勢して襲撃を阻止して欲しい。…やれるか?」


なまえは眠そうな目を擦りながらこくんと頷き、敬礼しながら言った。


「ボーダーの規定にもランク戦外の隊員同士の戦闘は禁じられてますしね…みょうじ了解。」


とりあえず夜になるまで作戦会議には応じずに寝ていよう。
そう思いながら返事をしたなまえ。
いつもの遠征を終えただけのつもりの彼女を取り巻く歯車が大きく回りはじめた。

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