01.寝坊
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玉狛支部に太刀川等が向かった先で待ち構えていたのは迅と嵐山隊だった。
「嵐山さん見っけ。メテオラ」
出水のメテオラを嵐山はシールドで凌ぎきる。
「うおお、耐えるなー嵐山さん」
「深追いするなよ、木虎の奇襲を最警戒しろ。」
嵐山隊の作戦の予想を元に三輪は嵐山に木虎の位置を尋ねたが、嵐山にわかりやすい嘘で返された為鉛弾を撃ち込んだ。
「1人ずつ潰していくまでだ。」
瞬間移動!!!
「テレポーターの移動先は、視線の方角数10m。」
嵐山がテレポーターで移動した先を読んで狙い撃った当真。
「…シールド」
先程まではそこにいなかったはずのなまえが狙撃から嵐山を守り、木虎足スコーピオンによって当真は撃破された。
「なまえ!?」
「遅れてごめんね、准。話は後だよ。三輪君たちには規定違反で帰ってもらわないとね?」
突如現れたなまえにその場の誰もが驚いたが、我を取り戻した三輪は銃を構えた。
「みょうじさんまで…!!」
次の瞬間佐鳥のツインスナイプによってそれぞれの片腕が、もう片腕をなまえのサーペントによって切り落とされた。
「OK、OK。今度は当てたぜ出水先輩」
直後、作戦終了が言い渡され、黒トリガー回収作戦は失敗に終わった。
「…さて、どうして遅れたのか説明して貰おうか?」
鉛弾を外してもらった嵐山はなまえと本部に戻りながら少し怒った表情で話を切り出した。
「…直前まで寝てました。悠一からの電話で起きた、ごめんね。」
この言葉を聞いた嵐山は心底呆れた表情に変わった後、安堵した様な笑みを浮かべた。
「体質の事はよく知ってるが、ちゃんと来る時は来てくれ…
なかなか来ないから生身の時に何かあったんじゃないかと心配したんだぞ。」
「はい…。その…心配かけて、ごめん。」
「分かってくれればいいよ、来てくれて助かったしな」
同年代で大学も同じななまえと嵐山はよく話す仲で嵐山曰く放っておけない存在、らしい。
なまえの、のんびりとした会話のペースに合わせながらボーダー本部へと戻っていった。
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