夜の国の、小さな物語
工房のすみでは、 小さな星が、 棚のかげに隠れています。 まだ少し、 眠たいのでしょうか? それとも、 少し照れているのでしょうか? ステラは何も言わず、 その星をそっと両手で包みました。 やわらかな布で、 ゆっくり磨いていきます。 ぽっ。 小さな光が灯ると、 星は嬉しそうに、 ころんと転がりました。 ステラも、 静かに微笑みます。